帝釈峡フットパス
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スタッフ名:瀬尾
皆さん、こんにちは。レストランの瀬尾です。
先週、庄原市民向けローカルツアーの「帝釈峡フットパス」に参加しました。
「帝釈峡フットパス」の目的は、帝釈峡を見て歩いて楽しみながらゴールである「日本のグランドキャニオン」と呼ばれる花面公園へ向かい、そこから見える絶景を拝むことです。
神龍湖遊覧船乗り場から帝釈川ダムに寄ってながの村、花面公園と順に進みました。
ところで、私も聞き馴染みのない言葉・・・フットパスですが・・・
フットパスとは、イギリス発祥であり「歩くことを楽しむための道」という意味です。なので、トレッキングやハイキングとは似て非なるものとなります。ガイドさんは、おしゃべりしながら楽しく歩くことと説明してくれました。
この日は快晴で、ピークは過ぎましたが帝釈峡の紅葉の美しさを見ながら歩くことができました。
今回歩いたルートは、およそ6㎞です。
神龍湖遊覧船乗り場から神龍湖を沿って進んだ先の分かれ道(帝釈川ダムorながの村)の場所までは、大きな上り下りもなく、一部道が狭いくらいで歩きやすい道でした。
神龍湖を沿って歩いているときは、二度ほど遊覧船を目撃したのでしっかりと写真に収めることができて満足しています。
この辺りは意外にも民家がちらほらありましたが、そのうちの一軒とその畑に20頭ほどのサルが遊びに来ていました。こちらに気づいた途端、すばやく逃げ去ったので写真を撮ることができなくて残念でした・・・。
そのためかサルの大きな手作り罠が設置されていました。
分かれ道から帝釈川ダムまでの道は、先ほどまでの道とはガラッと変わって、歩くのが心地よい道になったと思えば傾斜の激しいジグザグな道になり小刻み歩行で慎重に行動しました。
このジグザグな道が今回のルートの難所でした。
帝釈川ダムに着くと、ちょうど遊覧船もダムに向かってきていたのでお互い手を振ったり写真を撮ったりして楽しみました。
ダムを通り抜けて通路を進んだ先には、紅葉がとても美しいスポットがありました。
この場所は他の空間とは切り離された別世界のように感じるほど綺麗で、ここは間違いなく紅葉の穴場だと言えます。肉眼で見るときっと皆さんもとても美しいと感じる事でしょう。
分かれ道まで戻り、今度はながの村への道を歩き始めました。
ながの村に着くとお手洗いを借りて少し周辺を見て回ったのちに花面公園へ向かいました。ながの村から花面公園までは700mほどなのでゴールは目の前!
ちなみにながの村とは、小学校を面影を残して改装した宿泊施設で、主にクライマーさんが宿泊されるそうです。校庭には当時の小学生が掘ってつくった小さな鍾乳洞がありました。
そして、花面公園にたどり着き「日本のグランドキャニオン」と言われる光景を目にすると私だけでなくその場に居た全員が「おお~」「わぁ~~!」と声が出ました。
それほど石灰を含んだ岩が不規則に並んでおり迫力のある絶景でした。帝釈峡にいてこの景色を知らないのはもったいないと心から感じました。
この光景は写真では少なくとも私の撮る技術ではうまく伝わらないので、是非生でその光景を拝んでいただきたいです。県道259号が近くまで続いているので、車でも訪れやすい場所となっております。