朝食のパンが新しくなりました!
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スタッフ名:榎本
いつも休暇村帝釈峡のブログをご覧いただきありがとうございます。
レストランの榎本です。
実は一月ほど前から、朝食のパンが新しいものに変わっていたことに皆様お気づきでしょうか。
とはいえ、急に4種類から6種類に増えたので、朝食を召し上がっていただいた方にはバレバレだったかもしれませんね。
今回のブログでは、この新しい6種類のパンについてご紹介したいと思います。
さて6種類、6種類と言っても、中身は何があっての6種類なのでしょうか。
まずは大人気のA.O.P認定バター使用クロワッサンが挙げられます。
いきなりA.O.P認定なるワードが出てきましたが、これはクロワッサンの名産国・フランスをはじめ、EUによって規定される品質認証のことで、地理・気候的条件、乳牛の飼育条件、製法の伝統性などの基準をクリアしたバターにのみ表示を許されているものだそうです。
生地にバターが多く使われるクロワッサンですので、良いバターを使って作られたクロワッサンは当然高品質になります。
トーストしなくても程よいコクと甘さがあり、食べやすく柔らかいクロワッサンですが、トーストすると食感がサックリ軽やかになり、香りがより立ち上ります。
フランスではカフェオレに浸して食べるのが一般的なようですが、乳製品との相性がとても良いので、個人的にはぜひ牛乳やトッピングコーナーのホイップクリームを添えてお召し上がりいただきたい一品です。
次にメジャーなものとして、プルマンホワイトとプルマン全粒粉の2種類をご説明いたします。
プルマンという名前は実は鉄道車輛からきており、19世紀末頃のアメリカで走っていたプルマン社製の食堂車で、蓋つきの焼き型で焼かれていたサンドイッチ用のパンがプルマン社製車輛で焼かれていたこと・焼き上がりの形がプルマンカー(その車輛の通称)に似ていたことからプルマンブレッドと呼ばれるようになったという話があります。
身もふたもないことをいえば、日本国内で「イギリスパン」と呼ばれる山形の食パンに対して四角い食パンを指す用語です。
こちらは名前の通り当レストランでは白パンと全粒粉の2種類をご用意しておりまして、ジャムやはちみつを塗っていただいても、おかずを乗せていただいても、先の由来のとおりサンドイッチにしていただいても美味しいものです。
個人的にオススメなのは、(少々面倒ですが)スクランブルエッグとマヨネーズ、はちみつを混ぜたエッグフィリングを、軽くトーストしたプルマンブレッドでサンドイッチにしていただくたまごサンドです。
現在スクランブルエッグはオムレツと交互にご用意しておりますので、見かけたときには是非お試しください……!
ポピュラーなパンとして更に挙げられるのが次にご紹介するプティブランです。
形状はいわゆるフランスパンに近く、名称的にブラン(小麦の外皮を挽いた粉=ふすま粉)を使っているものと思いきや、ふすま粉のパンがBran表記に対してこちらはBlanc表記となっているので、むしろ白パンの意味での名称のようです。
こちらは形のイメージから、明太フランスのようなアレンジをおすすめしております。
パン・オ・レはAu Laitの名前の通り、いわゆるミルクパンです。
パン生地を練る際の水分を全て牛乳で賄っており、風味にもミルクの甘さがきわだっています。
見た目がベイクドチーズケーキに似てる!とは同僚の言ですが、実際チョコ掛けやジャム添えなど、デザート寄りのアレンジをしていただくと輝くパンかと思います。
※残念ながらチーズ風味はございませんでした。
そして最後に、米粉パンのライスファインをご紹介します。
名前はそのままRice fine(米粉)ですね。
上新粉、こめ油等が原料として挙げられており、トーストしていただくと非常にもっちりとした食感になります。
個人的に試してみた黒海苔佃煮との相性がとてもよかったですが、コーヒーシュガーを醤油に溶かしてつけてみるみたらし風・あんこなどの団子風アレンジもよさそうです。
以上6種類について軽くご紹介しました。
次回朝食ビュッフェをご利用の際は、是非アレンジも含めてお試しください!
(パンの種類については今後変更となる場合もございますので、その時にはまた改めてご紹介したいと思います。)