春を告げる花【セツブンソウ】
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スタッフ名:森川楓
今年も庄原市総領町でセツブンソウの自生地公開が始まりました。
セツブンソウとは
節分の頃に咲く花で、庄原市の天然記念物に指定されているほか、広島県、環境省ともにレッドデータブックにて「純絶滅危惧種」に指定されている貴重植物です。
地面からわずか数センチの小さな姿で、花を咲かせるまで4年もの年月がかかります。
また、草に覆われては育つことができない為、草刈りなどの農作業で人の手の入る里山に多く自生していたそうです。
セツブンソウの群生地 総領町
広島県の山間の里 総領町は狭い谷間に人家、果樹園、お墓などが多く、人々の生活のため草刈りが行われたことから、セツブンソウを多く残し保護することができています。
自生地公開期間は2024年2月10日(土)~3月3日(日)までとなっており
3月3日(日)には道の駅リストアステーションで【節分草祭】が開催されます。
当日はもちろん土日を中心にセツブンソウに関する教室やバザーの出店もあります。
お越しの際はぜひ、一足早い春を感じてみてはいかがでしょう。