別名「ユウレイタケ(幽霊茸)」を発見!
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スタッフ名:梅林里香子
皆様、いつも休暇村帝釈峡のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。本日は先日見つけた、4~8月ごろに見られる不思議な植物をご紹介いたします!
左の写真に写る、透き通った白色の植物を皆さまは見たことがあるでしょうか?
その名も「ギンリョウソウ(銀竜草)」。またの名を「ユウレイタケ(幽霊茸)」といいますが、キノコ(菌類)ではないそうです。
このギンリュウソウは葉緑素をもたないため、大部分が白色となっています。また、銀色の竜に見えることから、銀竜草という漢字があてられており、見た目が白色であることから、幽霊茸とも呼ばれています。
写真からもわかるように、落ち葉が積もり、湿った山地や森林を好みます。日本各地の広域に生息しています。このギンリュウソウに似た「ギンリュウソウ”モドキ”」も存在します。この2つには、
・ギンリュウソウが4~8月、ギンリュウソウモドキは8~10月に見られる。
・ギンリュウソウモドキの方が透明度が高い。
・高さがギンリュウソウは8~20㎝、ギンリュウソウモドキは10~30㎝。
などの違いがあります。
このギンリュウソウを発見した場所は、休暇村帝釈峡から神龍湖へ徒歩で向かう道に一か所、トレッキングコースとなっている、中国自然歩道に一か所あります!
この時期にしか見られない植物ですので、皆様も探ししてみてはいかがでしょうか。