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2019.09.15

続・山のスイーツ

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スタッフ名:榎本

三日前にも書きましたヤマボウシの実。
今回は実際に食べてみました!
見た目のせいで敬遠されがちとのことですが……近くで見ると、これは確かに躊躇してしまう外見ですね。
イボの部分はけっこうしっかりとした手触りです。皮ごと食べられるそうですが、これでは舌触りが怖いので、剥いて食べてみました。
毒々しい皮を剥いてしまえば、中にはオレンジ色の、バナナほどの柔らかさの果肉が。

気になるお味のほどは……

完熟まではまだかかりそうですが、それでもしっかりとした甘みが舌に広がり、風味はイチジクに近いような気がします。
しかし、いかにも小さな果実故に、可食部が少ない……!それに加えて、お茶漬けのあられほどの種が4、5個ほど入っています。
果肉自体の食感は、砂糖の衣のようなシャリシャリしたもので、美味しいと思えば思うほど、小さな実に名残惜しさがとどまりません。
ジャムにしたりお酒に漬け込んだりと、加工にも適した果物だそうですが、そうしてみればこの物足りなさも解決するのかもしれませんね。

これから深まる秋の山で、もしもヤマボウシを見かけましたら、このささやかな恵みをお試しください。
休暇村帝釈峡では、本館前駐車場入口付近にヤマボウシが生えています。

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