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グルメ

2020.09.09

梨柿みかんとキウイに苺でフルーツ三昧~お取り寄せのススメ3~

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スタッフ名:黒田

旬は、瞬いている間に過ぎてしまうから

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一年中、どんな野菜やフルーツでも手に入る今、
旬のものを旬の時期にいただけるのは、実はとっても贅沢なこと。
 ましてや、家にいてもワンクリックで美味しいものが届く時代。

「今が美味しいですよ」

そのタイミングを逃さず、生産者さんから届く季節の便りは、
味わう前から気持ちを高揚させてくれます。
段ボールを開けたらフルーツの香りがふんわり、
ほら、もう幸せな気分。
季節が家に届くって、とっても素敵。
 

3回目となるお取り寄せシリーズは、
お取り寄せができる&これから旬を迎える各地のフルーツをご紹介します。
販売開始まで少し時間がありますが、出荷期間が短いです。
だってだって、その時が一番美味しいんですから。

生産者さんの覚悟とこだわりです。
その時を逃したら来年まで食べられませんよ~!!

※今回ご紹介するフルーツは、主に10月以降に出荷開始のものです。
 細かなスケジュールはページ最後にある手作り感満載な「くだものカレンダー」をご覧くださいw

休暇村のセレクトギフト”Qパック”

庄内刈屋梨
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山形県は庄内平野、鳥海山の麓“刈屋”という地域で採れるのが刈屋梨です。
フルーツ王国の山形でも、「梨と言えば刈屋」と言われるほどの名産地。
それを証明するものがなんとストリートビューにも写っています。
分かりますか?
中央右くらいにあるぽつんと立つモニュメント。
梨が地球儀のごとく宙に浮いています。
存在感、抜群。

この梨は山形では当たり前でも、
その他の地域の方は知らなかった~という方がおそらく圧倒的。
それもそのはず、収穫量が少ないため広く出回らないんだとか。

一度食べた人はリピート間違いない!
時期ごとに幸水、南水、あきずきなど、種類も移ろっていくそうです。
 
ラ・フランス
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西洋梨の女王と呼ばれるラ・フランス。
山形県は全国第1位の生産量で、全国に出回っているラ・フランスのうち
6割のシェアを占めています。

18世紀のフランス、クロード・ブランシュという人物が発見し、
あまりにも美味しいことから
「わが国を代表するにふさわしい果物」と称賛したことからこの名がついたんだとか。

ちなみに、原産国であるフランスでは栽培されておらず、ほとんど知られていないんですって。
ほほ~。
ルレクチェ
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こちらも洋梨の1つ。
西洋梨の貴婦人と呼ばれるのが、この「ルレクチェ」という品種です。
新潟で栽培されている西洋梨はこの品種が殆どで、全国1位の栽培面積を誇ります。
県を挙げてブランド化を図っていて、気合が違います。

ルレクチェとラ・フランス、同じように見えますが後者の方が緑がかった色をしています。 
味も、ルレクチェは酸味がなく濃厚な甘みがあるのが特徴なのに対して
ラ・フランスは甘みの中に適度な酸味もあります。

ちなみに、ラ・フランスもルレクチェも収穫後の追熟が必要なのは共通。
その見極めが難しい!!
やはり、そこはプロに頼りたいところです。
お取り寄せであれば追熟もしてくれているので、届いたタイミングが食べごろ。
もしくは、丁寧に追熟の仕方を記した説明書などを同封してくれています。
みしらず柿
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福島県の会津を代表する特産品。
毎年天皇家へ献上されることで知られています。

この特徴的な名前、気になりませんか?
みしらず柿は漢字に直すと「身不知柿」と書きます。その由来とは…
その1 柿の重みで木が折れてしまうほどの大粒の身をつけるため
その2 あんまり美味しいものだからわが身も考えずに食べ過ぎてしまう柿だから
その3 「未だかかる美味な柿を見知らず(こんなに美味しい柿を食べたことはない)」
    と、当時の将軍が気に入って名付けたどれもなるほど~と納得してしまいます。
紀ノ川柿
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和歌山県で栽培されている紀ノ川柿。
またの名を「黒ごま蜜柿」と言います。

どうしてこんなに黒いのか。

樹になっている間に、固形アルコールの入った袋をかぶせて渋抜きをする。
そうすることで渋が固まり、点々とゴマを振ったかのような模様になるんですって。
初めて見た人はびっくりしてしまうかもしれませんが、
これは甘い柿の証拠なのでした!!

ちなみに、和歌山はみかんの収穫量日本一なのは有名ですが、
柿の収穫量も日本一なんです。
有田みかん
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結局、あり「た」なの?あり「だ」なの?
どっちなの~?!という皆さん。
 
「だ」が正解ですよ。すっきり~。
 
さて、言わずと知れたみかんの一大ブランド、
和歌山県の有田みかん。
歴史をひも解くと14世紀までもさかのぼります。ひょぇ~
気温と降水量のバランスがみかん栽培に適していて、
土壌の水はけや太陽光の入り方等がそろっているため、美味しいみかんが採れます。
他のみかんに比べると有田みかんは小ぶりのように感じますが、
しっかりとした甘みの中に、きりっと酸味があって、みかんの味がとにかく濃い。

今まで食べていたみかんは何だったのか。
私のみかん好きはまがい物だったのか!!ぐらい衝撃でした。
是非、産地直送をお試しあれ。
 
愛果28号
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愛媛県でしか栽培していない品種で、この時期にしか食べることができないみかん。
生産量が少なく、産地も取り扱い時期も短いためとっても希少性が高いそうです。
正式な品種名は「愛媛果試第28号」。うむ、逞しい。
「紅まどんな」という名前でも流通していて、こちらはJA全農えひめの登録商標で、
他にも同類の名前が見られますが、品種は同じだそうです。
ぷるんぷるん&ゼリーのような食感で、皮は薄く、果汁たっぷり。
そのため『樹になるゼリー』とも呼ばれています。
 
こんな風に切っていただくと
食べやすい。
これ、
スマイルカットって言うんですって。
小原紅早生みかん
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香川県のみかん、“おばらべにわせ”と読みます。
読解してみると
「小原さんが見つけた、とっても赤い11月頃に出回るみかん」かなと思います。
(筆者解釈によるw)
香川県にある五色台の麓にすんでいた小原さんのみかん園で見つかった品種。
普通のみかんよりも皮色の赤みが濃く、地元では「金時(きんとき)みかん」とも呼ばれています。
実際に普段食べているみかんと並べて比較してみましたが、
ぱっきーん!としたオレンジで、ちょっとびっくり。
柑橘の美味しいところがぎゅっと詰まった濃い味。
糖度がとても高く、色だけでなく甘みも濃厚です。

余談ですが、
「金時」という言葉は、金太郎(坂田金時」の赤い顔に由来しているんですって。
小豆、芋、人参、氷など、そういえば身近にもあったなぁ。
レインボーキウイ
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問題です。ジャージャン!
「日本でのキウイ収穫量トップ3を答えよ」

ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ

正解は、
1位愛媛県、2位福岡県、3位和歌山県でした。
知らなかった~!しかも過去10年以上トップ3は変わっていないそうです。

これまで、殆どが輸入だったキウイも、だんだんと国産のものも手に入るようになってきました。
品種開発への取組みも始まり、新しいタイプのキウイも登場しています。
そのうちのひとつがレインボーキウイです。
美味しいといわれるキウイの糖度は13度、レインボーキウイはなんと18度以上もあります。
しかも酸味も少なめ。
ぱくっと食べて、唾液腺がきぃ~んとなるような酸っぱい思いをしたことから
あの酸味が苦手な方もいらっしゃるのでは。
そんな方こそ食べていただきたい、人気上昇中のキウイです。
博多あまおう
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あかい、まるい、おおきい、うまい →「あまおう」。
甘くておいしいから「甘王」と勝手に思い込んでいた自分が恥ずかしい。
 
その大きさにびっくり。
一般的ないちごの約1.2倍ほどあります。
甘さと酸味のバランスがよく、果肉がしっかりしているのが特徴で、
日持ちも良いため輸送に適していて、最近では全国的にブランドの名も聞けるようになってきました。
11月頃から5月頃まで市場に出回りますが、
一番初めに収穫されるいちごは「一番果(いちばんか)」と呼ばれ、
実が大きく、甘みも香りも強いそう。
その後、二番果、三番果の順で収穫されますが、
粒は小さく甘みも弱くなるといわれています。

旬を逃さずに季節をお届け

これらのフルーツを、旬を逃さずに食べられるのが、休暇村が運営するセレクトギフト「Qパック」。
北海道から鹿児島まで、地域の美味しいものを厳選し、お届けしています。
春夏版、秋冬版と、年に2回発行されるこのギフトカタログは各休暇村で冊子を手に入れられるのはもちろん、WEBでも注文ができます。
WEB版にはカタログに掲載されていない超「旬」な商品も並ぶので、ぜひチェックを。
すべて送料込みの価格なのでお得です。

※今回ご紹介したフルーツたちは、10月1日より以下のリンクからご注文を承ります。
 もう少々お待ちくださいませ!!

休暇村のセレクトギフト”Qパック”

おまけの話

今回ご紹介したもの、そして掲載しきれなかったフルーツたちの出荷期間をカレンダーにしてみました。
自分用の備忘録でもあります。w
 
スケジュールに入れたり、壁紙にしたり、アラームをセットして、準備万端。
美味しい旬を手に入れましょう!!
 
 
旬のフレッシュなフルーツが、今や自宅に届くなんて本当に嬉しい!

くだものカレンダー2020