富士山はもうすぐ山開きをむかえます
なにかと騒がれている、みんな大好き「富士山」
毎年7月1日に吉田ルートがいち早く開山しますが、「人生で一度は富士登山に」と思っている人も多いのではないでしょうか。体力に自信がない私は、下から観たり横から観る富士山を楽しんでいます。
見ているだけでもパワーがもらえる「富士山」。 今年も猛暑と予報されている夏を前にパワーをチャージしに行って参りました。
パワースポットと言えば「富士山本宮浅間大社」
富士山本宮浅間大社の主祭神は「木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)」。その名前の通りに大変に美人な神様だそうです。
一夜にして身ごもったことを疑われ、立証するために燃え盛る産屋の中で無事三つ子を生んだという神話から、安産、子宝、水徳の神としてお祀りされるようになりました。
楼門:左右には随身が安置されています
本殿・幣殿・拝殿:徳川家康公の寄造営によるものです
湧玉池(わくたまいけ):富士山の伏流水が溶岩の間から1日約20万tも湧き出していて、特別天然記念物に指定されていますいます。かつては富士登山者のみそぎに使われていました。ペットボトルも用意されているのでお水を汲んで持ち帰れます(煮沸してお飲み下さい)。
富士山本宮浅間大社の授与品
富士山本宮浅間大社絵馬 富士山ブルーが綺麗な絵馬
お守り:大開運日守 朝日が出づる如く、運が登りますように
おみくじ:御祭神の木花之佐久夜毘売命を模った「富士山みくじ」おみくじの中に、富士山のちりめんストラップが入っています。出た富士山色によって運気が分かるとのことで、私は黄色の「金運」でした。やった!
御朱印:通常朱印以外にも特別紙朱印がありました(紙での授与のみ)
この富士宮市にある「本宮」と、富士山頂にある「奥宮」にて富士山の神を祀っています。頂上の噴火口「大内院」は禁足地となっていて、その深さは8合目まで達することから、富士山の八合目より上は、「富士山本宮浅間大社」の境内なのだそう。…山頂まで登った気分です。
さて、お詣りが済みましたらいよいよランチです
富士宮と言えば、あの「B1-グランプリ」華やかしころ一世を風靡した「富士宮焼きそば」。ここはもう「富士宮焼きそば」一択で。富士本宮浅間大社さんの門前にある「お宮横丁」で食べ比べと参りましょう。
「お宮横丁」はフードコートになっているので、お気に入りのお店から焼きそばやおでん、おにぎり、ビールなどを購入して宴です!
「富士宮やきそば学会アンテナショップ」
富士宮焼きそばは、コシのある麺と、ぎっとりラード、肉カス、鰯の削り粉とミカチャン(紅ショウガ)の独特の味付けがおいしい焼きそばです。
ここは最もスタンダードでクラシックな富士宮やきそばの味を提供しているとのこと。コシのある麺に削り節の風味がおいしく美味しく完食!ミカチャンを使っていたのはここだけでした。
「すぎ本」
富士宮やきそばを提供する店の中で「一番古い店」と銘打っていました。3つの中では一番濃いめの味付け。麺も固めでラードも多めは、富士宮焼きそばの中でも通好みの味わいでしょうか。
「むすび屋」
ソースの酸味が際立っているさっぱりした味付けで、麺は3店舗の中では柔め。色白で上品な仕上がりです。
「大吉屋」
「静岡おでん6点盛」をいただきました。硬めの大根と硬めの卵、でも味は染み染み。静岡おでんならではの黒はんぺんとやや薄めの牛筋に、大きいこんにゃくとちくわ。濃い目の味はビールのあてには丁度良いかも。和辛子と削り粉、青のりはセルフで掛け放題です。
さて、ここまでお付き合いいただいて、「なんかスッとしない」とお思いのあなた。そのとおり!富士山の写真がありません!実はこの日は「富士山」を見ることができませんでした。しかーし、全く見えない曇りの日でも、何となくあそこに富士山があるなと感じます。それこそが富士山のパワーなのだと、富士山の魅力なのだと思い、またの日に期待を膨らませます。
富士山が目の前に見られる休暇村