神話がつなぐ山と島-神在ります山と連なる火山、太古の記憶が息
大山隠岐国立公園は、大山から蒜山、毛無山、船上山を含む山岳地帯および三徳山一帯、島根半島の海岸部分、三瓶山一帯、隠岐諸島の4つの地域から成る変化に富んだ景観を持つ国立公園です。
山地部は、豪快な火山地形、豊かな森林、広大な草原などの多様な要素で構成されており、場所によって個性豊かな山岳景観と、それぞれの環境に適応した多様な動植物を見ることができます。
海岸・島しょは、火山活動・地殻変動・気候変動・沖積作用・浸食作用などの複雑な要因が組み合わさって形成された多彩な海岸景観と、海流などの影響を受けた海岸及び島しょの独特の生物環境が大きな特徴です。 また、「国引き神話」の舞台となっているなど、古くから自然と人々の生活・生業との関わりが豊かな地域です。
出典:環境省ホームページ
(https://www.env.go.jp/park/daisen/point/index.html)
※画像提供:鳥取県
鳥取県は「星取県」になりました。
大山隠岐国立公園にある鳥取県においては、どの市町村からも天の川が見え、流星群の時期でなくても流れ星が見えやすく、夜空を見上げれば星に手が届きそう、そんな鳥取県を皆さんにもっと堪能していただきたいという思いをこめて、「星取県」を名乗ることとしそうです!
※鳥取市は、環境省が実施する「全国星空継続観察」で1位になったことのある唯一の県庁所在地です。
また定点観測地やその他観測地点において複数回、日本一に輝いています。
※画像提供:鳥取県
Catch the Star
山の息吹を感じながら 五感を使って 大自然と触れ合う
鳥取県の西部、山岳信仰で崇められる大山の麓に佇む一軒宿、それが休暇村奥大山だ。標高920m の地に建つホテルの各部屋からは、日の光や雲の流れによって様々な表情を見せる山を間近に眺めることができる。
広大な自然のフィールドでは、スキーや登山、キャンプなど世代を超えて楽しめるアクティビティが充実。手つかずの自然あふれるブナの原生林に包まれ、ここでしか出会えない植物や野鳥に触れることもできる。
天に向かって大きく葉を開くブナの大木を通して大地に蓄えられる大量の水からは、生命の神秘が漂う。ここ奥大山は、豊富な地下水脈を持つ„水の山“としても知られ、硬度13度という美味しくまろやかな超軟水を味わうこともできる。昭和37(1962)年に「近江八幡」「嬬恋鹿沢」と共にスタートした「休暇村奥大山」は、まさにリゾート地の原点ともいえる場所。どこまでも続く青い空と山と美味しい水の聖地から自然の醍醐味を味わい尽くそう。
絶好の立地と環境の中、自然の天体ショーを楽しむ
山の中腹に位置する休暇村奥大山の夜は、自然の天体ショーが楽しめる絶好のスポット。鳥取県は„星取県“と宣言しており、満天の星を眺められる地域として有名。標高920mの澄み渡る空気の中で見る満天の星空はまた格別。星あかりだけの静かで、贅沢な時間が過ごせるはず。
休暇村への宿泊者数が6000万人を突破したことを記念して2018年に実施した「流れ星みつけた〜流れ星を6000集めるプロジェクト」でも、ここ奥大山は目撃者数が1500人を超え、全休暇村の中でもトップを誇っている。広大なフィールドを活かして行われる星空観察会では、「しし座流星群」や「おうし座流星群」、天の川なども観察できる。休暇村スタッフ手作りの木製のベッドや丸太椅子、ハンモックなど自然の風を感じながら、星空を楽しんでみるのも心地良い。またキャンプ場も充実しており、星降る夜のひと時を自然の音をBGMにぜひ体験して。
„水の山“が育む ブナの森の恵み奥大山の超軟水!
豊かなブナの森が美味しい水を作り出す
ブナの原生林が生い茂る木谷沢渓流は、苔むす岩が美しい景勝地。マイナスイオンたっぷりのこの地域には、年間約200日、雨や雪が大量に降り注ぐ。落葉樹が作り出したフカフカの腐葉土には、たくさんの天からの恵みが吸い込まれ、深く地中に蓄えられた水は、長い時間をかけて濾過されていく。
日本の野鳥の三分の一が生息するといわれ、珍しい植物や虫たちが棲む楽園でもある。生態系を壊さず、自然保護活動をしていこうとする国、企業、自治体、そして休暇村が守り続ける偉大な水系は、奥大山の最高の宝となっている。地下250mから汲み上げた天然水は、硬度13度の超軟水といわれ、蛇口をひねれば美味しい水が味わえる。ホテルの大浴場では、この水を使用し、肌に優しい天然水の贅沢なお風呂も楽しめるのが嬉しい。