記憶の限り、この夏、人生で初めて「川中島」をいただきました。
いただく。
よそ様からプレゼントしてもらったわけではありません。自分で買って食べました。
ちょっとお上品に言ってみただけです。
で、この「川中島」が、とーっても美味!
これまで口にしたことのある、かのフルーツとは微妙に異なり、味と香りが、まさに私好み。
そしてその熟れ具合がこれまた最高。
たまたま運良く食べ頃だったのだと思いますが、自分で食べ時を見極める必要もなく、口に入れた瞬間、ほっぺたが落ちるかと思いました。
しかも、しかも!
見切り品のワゴンに申し訳なさそうに積まれて、フルーツというより誰かの名字みたいな名前で、1個100円!!!
この夏1番の素晴らしい買い物でした。
一方で、こーんなに美味しいものを手間暇かけて愛情かけて、獣害や災害や泥棒から守ってくれた生産者の方には、100円(実際には2個買ったので200円)しか払っていないことに対して後ろめたい気持ちもありつつ。
ん?
ワゴンセールをした時点で仕入値が変わるわけではないですね。
500円で売ろうと、100円で売ろうと、儲かるのも損するのも、私がこれを調達したスーパーでした。
兎にも角にも、生産者の方へ。
これまで川中島を知らなかったのは、私の不徳の致すところ。
来夏もどこかで出会えることを期待しつつ、全力で探してみます!また会う日まで!
さて、今更ですが。
「川中島」とは一体…?
正解は、「桃」でした!
桃の話で、思い出し笑いならぬ、思い出し涎が…。
しかし今回のメインテーマは「栗」です。
その昔、栗農園のお手伝いをしたことがありました。
そのわずか1日の経験を活かして、イガイガなんて何のその。
私は一瞬でパカッとツヤツヤの栗を取り出せるのです。
で、数年後の京都丹後・丹波あたりにて。
周囲を山に囲まれた、とある広大な駐車場で、ふと目に留まったのは、足元に落ちていた、これまで見たことのない巨大なイガ栗。
それも、そこかしこにゴロゴロと。
あまりの巨大さに、やや腰が引けつつも、昔取った杵柄で踏みまくりました。
すると、出るわ出るわ、ツヤツヤと茶色に光り輝く見事な栗の数々。
大きい物では大人の握りこぶし大ほどもあります。
日差しを浴びて宝石のように煌く美しくも巨大な栗たちを、ニヤニヤしながらいくつか持ち帰りまして、茹でて切って、スプーンでほじって食べました。
どんぐりのように、見かけはきれいでも、中からクネクネと白い虫が出てきたらどうしよう、巨大な栗には巨大な虫がうねっているかも、と思わないでもなかったですが、興味と食欲には勝てません。
果たして、結果は。
一つとして虫が入っていることはなく、想像以上に濃厚で美味なる栗でした!
正直なところ、とにかく大きいので、薄味とか、大味とかは、まあ仕方ないよね、と思っていました。
なのに、まさに「栗!」の味を主張する、コクと香りの感じられる美味しい栗でした。
ごちそうさまでした~。
余談ですが、どんぐりの虫対策には、持ち帰ったらまず電子レンジ、ただし加熱し過ぎると爆発注意というワイルドな情報をネットで見かけました。
どんぐりだけが飛び散るだけならどうってことはないですが、木っ端みじんの虫が四方八方に、なんて考えるだけでも恐ろしや、です。
どんぐりコレクターと同居されている方はご参考に。
桃栗ときたので、ついでにちょこっと柿のことなど。
果物は、食べる時に皮を剥くもの、剥かないものがありますが、私個人的には、柿は皮を剥くのが当然だと思っていました。バナナやオレンジのレベルで剥くものだと。
義両親が柿を剥かずに食べることを知った時は、結構なカルチャーショックでしたが、やってみると意外とイケまして、今では剥かずに食べることもしばしばあります。
時短、効率的、エコですね。お試しあれ。
ちなみに本場ニュージーランド人はキウイフルーツを剥かずに食べるとTVで見かけたので、これも半信半疑でやってみましたが、これは私的にはイマイチでした。
ゴールドキウイで微妙、グリーンキウイで美味しさ半減、実家の家庭菜園レベルのグリーンキウイだと(皮の毛がもっさもさなので)絶対無理でした。
興味のある方、お試しあれ。
秋の果物狩りをご紹介できれば良かったのですが、少々時期が悪かったので(どれもこれも間もなく終了、残念!)、これからの時期に楽しめる果物狩り付プランのある休暇村をご紹介。
いちご狩り付きプランあり!奥武蔵
りんご狩り付きプランあり!帝釈峡
いちご狩り付きプランあり!伊良湖
みかん狩り付きプランあり!讃岐五色台
最後は少々毛色の異なる内容でのご紹介。
自分で狩らなくてもフルーツ三昧、フルーツに浸れる至福の朝食ビュッフェを楽しめる休暇村です。
ああもう写真を見るだけでたまりませんね。
この朝食のために、都内からLCCでひとっ飛びしたいところ。
皆様もビューンと飛んで行ってくださいね。
もちろん近場の方は徒歩でも自転車でも車でも。
フルーツ三昧の優雅な朝食!指宿