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2021.08.21

旅行に便利なおすすめアプリ7選

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スタッフ名:福岡

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皆様は旅行をする際、どの様に楽しまれていらっしゃいますか?
一口に【旅行】といっても千差万別、グルメがメインなのか温泉なのか歴史探訪がメインなのか、はたまたアウトドア、のんびりヒーリング、ショッピング…旅行の日程を決めた後からじっくり予定を立てるのか、大まかに行きたいスポットだけ決めるか、まったく無計画で行くのか…大人数で行くのか、家族で行くか、夫婦で行くか、気ままに一人旅か…。
【旅行】をするのに、たくさんのアプローチの仕方がありますね。
 
色々な楽しみ方がありますが、今回は旅行中に役に立つちょっとしたスマートフォンアプリについてご紹介致します。これらのアプリケーションが旅行のメインになる事はありませんが、ふとした時に役に立ちますよ。どんな旅行シーンでもお使い頂けるものですので、良ければご参考にご覧ください。
①【ハナノナ】
休暇村へお越しの際、おや?と思うもの(個人的な)ナンバーワンはまず植物!

休暇村の園地を散策していると、必ず目につくのがたくさんの植物たち。その中でも、なんだか見覚えがあるけどどんな名前の花だったか…とか、葉の形は良く似ているけど花の形が違うような…?など、毎回様々な気づきがあります。
ですが、その場で確認をしようにも図鑑を持ち歩いている訳もなく、植物の名前が分かる専門の方も近くにはおらず。私の場合、結局携帯電話で写真を撮ってビジターセンターで花の名前を確認したりしていましたが、こちらの【ハナノナ】というアプリを利用すれば簡単に花の名前を検索する事が出来るんです。

この【ハナノナ】、千葉工業大学人工知能・ソフトウェア技術研究センター(STAIR Lab.)が研究・開発を行っており、使い方もとてもシンプル。
【ハナノナ】アプリケーションをダウンロードして、名前を知りたい花にスマートフォンのカメラをかざすだけで、知りたかった花の名前を教えてくれます。
現在判定が可能な花の種類は約770種類。写真を撮って、花の名前を共有する事も出来ます。
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別名も表示されるので、ちょっとした勉強にもなります。

国立・国定公園内の動植物の採取は禁止されていますが、写真なら持ち帰り可能です。花を眺めて癒されるだけでなく、知的好奇心も満たしてはいかがでしょうか?


※こちらの【ハナノナ】アプリケーションはiPhoneおよびiPadでのみダウンロード可能です。androidではお使い頂けませんのでご注意ください。
 

人工知能 花判定アプリ「ハナノナ」

②【LINNE LENS】
【LINNE LENS(リンネレンズ)】は先ほどご紹介した【ハナノナ】アプリのように対象物にスマートフォンのカメラをかざすだけで名前が分かるアプリケーションですが、こちらの【LINNE LENS】で分かるのはなんと魚や動物の名前!

【LINNE LENS】では約10,000種類の魚や動物、爬虫類も認識可能。休暇村園地で見つけた野鳥たちの名前も判定してくれます。無料版と有料版があり、無料版は1日10種類まで判定可能、有料版は1回¥480-のダウンロードで利用は無制限です。動物園へ行ったり、水族館に行ったりするのであれば有料版の方が便利かと思います。

【LINNE LENS】を先日訪れた海遊館で使用してみましたが、しっかりと認識してくれていました。
水族館や動物園となると、普段見慣れないたくさんのいきものがいるので、とても興味深かったです。
 
動きが早いもの・スマートフォンカメラから距離が遠いもの・暗くて見えにくいものなど認識の難しいものもありますが、スマートフォンカメラで撮影したものを読み込んで判定する事も可能なので、野鳥などは一旦撮影してから判定してみた方が良いかもしれません。
こちらのアプリケーションはiPhone・androidどちらでも利用可能です。
【ハナノナ】と併用して使用すると、スマートフォンがまるで自分だけの図鑑のようになっていくのでとても楽しいですよ。

かざすAI図鑑 - 10,000種超の生き物を瞬時に認識

③【Tenki.jp】
旅行中、やはり気になるのはお天気の事。近年特にゲリラ豪雨や急な天候の移り変わりもあり、特に屋外でのアクティビティなどは心配ですね。
【Tenki.jp】は日本気象協会が配信している無料の天気予報アプリケーションです。当日、翌日の天気だけでなく2週間後、もしくは1時間後の天気なども確認する事が出来ます。
現在地の情報はもちろん、設定した地域の情報も確認する事が出来ます。悪天候の予報でも前もって対策しておくことが出来るので、予定も立てやすくなりますよ。
天気予報以外にも春は花粉情報、夏は熱中症予報など天気にかかるニュースも配信されておりますので、お出かけ前の服装チェックにもご活用ください。
また、こちらのアプリケーションもiPhone・androidどちらでも利用可能です。

tenki.jp(App Store)

tenki.jp(Google Play)

④【YAMAP】
休暇村は殆どの施設が国立・国定公園内に立地しているため、登山を楽しまれるお客様も大変多くいらっしゃいます。休暇村茶臼山高原の茶臼山、休暇村岩手網張温泉の犬倉山などなど…特にこの登山シーズンにはお弁当を持って朝早く出発される皆様をよくお見かけします。登山を楽しむ皆様に重要なのはやっぱりお天気、そして登山ルートの確認ではないでしょうか?

【YAMAP】では、スマートフォンのGPS機能を利用し電波の届かない山の中でも自分の現在地を確認することができます。こういった機能を持つ登山系のアプリケーションは多くありますが、【YAMAP】の魅力は全国の山の情報が大変多く掲載されている事。
特に登山初心者の場合、今の自分の実力でどの山に登るのがベストなのか?どの程度の体力が必要なのか?往復何時間かかるのか?など不安な点が多く存在しますが、【YAMAP】ホームページでは『初心者向けのコースがある山』や『日帰りでも行ける山』など細かくカテゴリー分けして紹介しているので、自分に合ったコースを簡単に見つける事が出来ます。都道府県別でも調べる事が出来るので、旅行以外の登山活動にもぴったりです。

もちろん、『日本百名山』や『ロングトレイル』『新・花の百名山』などのカテゴリーからも検索する事が出来るので、登山に慣れている方にもおすすめです。
アプリケーション版ではこのカテゴリー分けはされていませんが、山の情報を検索する際に『初心者』『百名山』などと入力すると、ホームページ掲載のものと同様の情報を閲覧する事が出来ます。
難易度も表示されるため、登山を決行するかの判断基準にもなります。
 
【YAMAP】アプリでは登山中も自分の現在地が確認できるため、登山ルートから反れていないか、あとどの程度の時間で登頂出来るかなど、電波のない状況でも確認する事が出来ます。
色々な山を登って楽しみたい!という方におすすめのアプリケーションです。
 
【YAMAP】のアプリケーションもiPhone・androidどちらでも利用可能です。
機能を拡張した有料版もございますが、まずは無料版から始めてみる事をおすすめします。
(※登山中は【YAMAP】アプリケーションのみに頼らず、登山マップやコンパスは必ず持参し方向確認を怠らないようにしましょう)
 
余談ですが、登山初心者の私の一番の思い出の山は北海道にある“蝦夷富士”こと羊蹄山に登った事です。経験者の方に引率して頂いて登りましたが、登頂からの景色が美しかった事を未だに忘れる事が出来ません。必死で登山したため登頂部分の写真を撮ることを忘れていたのですが、旅の記憶とは形やデータに残るものだけではないのだな、としみじみと実感しました。
 

No.1登山アプリYAMAP

⑤【AR山ナビ】
山に登らなくても、例えば上高地の山々を見ると「あの山は何という名前なんだろう?」「どれが槍ヶ岳なんだろう?」と気になる事も多いですよね。(きっと私だけではないはず)
【AR山ナビ】はスマートフォンのカメラを山に向けるだけで、その山の名前が分かるというアプリケーション。
 
ところでこの【AR山ナビ】の【AR】とはどういった意味なのでしょうか?
【AR】とは『Augmented Reality』の略語で、日本語では≪拡張現実≫と訳されます。
【AR】は、実際の景色などにコンピュータで情報を加える技術です。スマートフォンなどに映される実際の風景に、現実には存在しない情報(動画や画像など)を+αとして表示することで、現実を拡張する事から≪拡張現実≫という日本語訳が生まれました。
【AR山ナビ】では、スマートフォンで実際の山の景色を映すと、画面上に山の名前が表示される様になっています。
 
【AR山ナビ】は日本全国16,000以上の山の名前、標高データを搭載。雲がかかっていたり雨が降っていたり、山の稜線がはっきり見えない場合は判定が難しいようですが、過去に撮影した写真からでも山の名前を教えてくれます。
試しに大阪の事務所で起動してみましたが、現在地(大阪市梅田)周辺の山の名前を表示していました。
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実際周辺はビルばかりで山を直接見る事は出来ない環境なのですが、どの方向にどの山がある、という事が分かります。
ご旅行の際、地図と併せて使用するとその土地の地形もはっきり分かって面白いですよ。
 
こちらの【AR山ナビ】は無料のアプリケーションです。
iPhone・androidどちらでも利用可能ですので、ぜひお試しください。

山にかざせば名前がわかる 【AR山ナビ】

⑥【星座表】
さて、宿にチェックインして夕食に舌鼓を打ち、ゆっくり入浴もしてとっぷり夜も更けてきた頃…何となく気分が良くて、「こんな日はせっかくだから、ゆっくり夜空を眺めてみようかな?」と思った事はございませんか?休暇村は喧噪から離れ、豊かな自然環境に囲まれているため星空観察にはもってこいのロケーション。よく晴れた日の夜は星空が本当にきれいに見る事が出来ます。

そんな星空観察の際にオススメなのが【星座表】というアプリケーション。
こちらも先ほどご紹介した【AR山ナビ】のようにARを利用し、目の前に広がる天体から惑星や星座の名前を教えてくれるアプリケーションです。自分の向いている方角の星座が表示されるので、とても簡単に使う事が出来ます。
こうしてみると、本当にたくさんの星座が夜空に広がっている事が分かります。
 
GPSで現在地を登録する事で自動的に自分が今見ている星空を表示してくれるのですが、現在地ではなく他の地点を設定する事も可能です。
例えば、日本からは見る事が出来ない南極点に近い星座(カメレオン座・テーブルさん座・はちぶんぎ座・ふうちょう座)も現在地を南半球の国に設定すれば観察する事が可能です。
南極点近くの星座には、あまり明るくない星が多いようです。実際に観察する際は目を凝らして見る必要がありそうですね。
 
また、星座や惑星の検索機能もついているので、見たい天体をピンポイントで確認する事も出来ます。試しに土星を検索してみた所、やぎ座の真ん中位にありました。こんなところにあるんですね…。
そのままかざして使うもよし、自分がまだ見ぬ天体の世界を味わってみるもよし。色々な使い方の出来る【星座表】アプリケーション、普段の天体観測にもぴったりです。

【星座表】アプリケーションはダウンロード無料です。
iPhone・androidどちらでも利用可能ですので、ぜひお試しください。
※スマートフォンを眺めながらまったり星座観察もおすすめですが、休暇村では夜のふれあいプログラムとして星座観察会を行っておりますので、ご宿泊の際はぜひご参加ください!

星座表アプリ

⑦【Yahoo!乗換案内】
最後にご紹介するのは【Yahoo!乗換案内】。車で移動するには地図やカーナビゲーションを利用する事が出来ますが、公共の交通機関での移動には時刻表の確認や運行状況の確認など、手間が多くかかります。特に旅行先での移動となると、予定していた便に乗れなかったりする事もあり中々苦労するポイントのひとつです。

【Yahoo!乗換案内】アプリケーションでは、出発駅と到着駅を入力するだけで所要時間・乗換回数・料金について案内してくれます。新幹線はもちろん、私営鉄道の時刻も検索する事が出来ます。
 
混雑状況も確認する事が出来ます。
 
また、大雨や事故などで列車が遅延した際には運行状況を確認する事が出来ます。
遅延は発生した場合、どの程度遅れているかもこのアプリケーションで確認する事が出来ます。
 
勿論運行状況や乗換案内をインターネット上で検索する事も可能ですが、アプリケーションをダウンロードしておくと使い勝手がよく便利ですよ。
【Yahoo!乗換案内】アプリケーションはiPhone・androidどちらでも利用可能な無料アプリです。普段の生活でも電車を利用される方にはオススメですよ。

Yahoo!乗換案内

今回は個人的な旅行で役立つアプリケーションを7つご紹介致しました。
皆様色々な旅行の楽しみ方をされていらっしゃるかと思いますが、今回ご紹介したアプリケーションは日常生活でも使えるものですので、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
 
でも一番大切な事は、スマートフォンばかり見ていないでその時その時の瞬間を楽しむこと。ちょっとした非日常を楽しんでくださいね!