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2020.08.27
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スタッフ:中山
皆様は虹が出る位置をご存じでしょうか?
虹は太陽が西か東の低めの位置にある時に、雨が降ると光の屈折によって太陽の反対側の空に出現します。
例えば夕方、太陽が西の空にあって、夕立が降れば東側の空に虹が見えるようになります。
しかし、通常とは異なる位置に虹(厳密には虹ではありません)が見える現象もあります。
先日、そのレアな現象に遭遇したので、こちらでご紹介します!
その日の夕方に小雨が降り、すぐに晴れたので虹が出ないかなと東の空を見たのですが・・・
残念ながら出ず!
しかしなんとなく上を見てみると・・・
ん?何やら虹のようなものが
よく見るとやはり虹!・・・と思いましたが、「虹」という現象は太陽の反対側にしか現れません。
それに虹とは上下が逆になっています。
これは「環天頂アーク」と呼ばれる現象です!
雲が結構かかっていたので光が弱くて分かり辛いですが、太陽から離れた高い位置に太陽に向かって凸になるように現れます。
逆さまになった虹のようにも見えるので見た目通り「逆さ虹」とも呼ばれます。
それと実は・・・
環天頂アーク以外にも、別の珍しい現象も同時に観察できました!
この画像が分かりやすいですが、下側(太陽)に向かって凸になっているのが環天頂アークです。
そこに重なるように薄っすらと太陽を囲む形に虹色の光が伸びています。
これは「上部ラテラルアーク」と呼ばれる現象で、環天頂アークと一部重なるように出現することもあります。
このラテラルアーク、年に数回しか観測できないと言われる程に珍しい現象です!
私も初めて見たので、写真だけ撮って後から調べて非常に驚きました・・・
皆様も空を見上げて、太陽の反対側以外の位置に虹が見えたら要注意です!
それは虹とは違う珍しい現象かもしれませんよ♪
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