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旅行記

2024.10.12

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あの道の始まりは羽咋だった

スタッフ:石川

運転好きの方なら一度は聞いたことがあるだろう「酷道」の名。地図には赤く塗られ、いかにも最短の快走路っぽい。グーグルナビでも必ず案内されるあの国道の、ほんの一握りですがとても魅力的(もとい!厄介)な道が存在します。それが酷道です。
日本三大酷道といえば四国最凶のR439(ヨサク)、紀伊半島のR425(死にGO)、そして八百津が代名詞のR418ですが、その筋にはR471も酷道として知られています。
その名誉ある?R471の起点が実は毎日我々が通勤路としている、羽咋市消防署前の羽咋市中央町交差点だったのです。
 

休暇村方面から見た羽咋市中央交差点。ここがあの道のスタート地点だったとは!

国道471の表示はありません。能登を一周する国道の249と重複区間のため。

この国道471号線、何が酷道の所以かというと、その線形(途中折り返す)、そして「楢峠(ならとうげ)」という怪物の存在が大きいのです。
その線形はこちらのページ→を参考にしてみてください。国道471号 - Wikipedia

 


ちなみに私はこの道を起点から終点(終点は平湯温泉)まで全線走ったことがあります。
しかも自転車で!(分割で、ですが)なお、楢峠は個人的に好きで3回自転車で越えましたが、車では一度も行った事がありません。こんな道怖くてとても車じゃ走れない・・というのが自転車乗りの率直な気持ちです。(車にとってみれば、「よくもこんな山の中自転車で来るな」でしょうが・・)

富山県と岐阜県の県境ですが、楢峠はまだ先です。峠が県境にはなっていないのです。

楢峠のお地蔵様 今はすっかり草木に覆われ、うっかりすると気付かずに通り過ぎてしまいそうです。

峠から飛騨側は眺望もよく、御嶽山が目に入ります。

路面は狭く、舗装はされていますが砂利道とあまり変わらない荒れ方です。

楢峠の周りには天生峠、牛首峠、万波峠など山深く魅力的な峠が数多くあり、たまらなく魅力的なエリアです。
R471は、富山のチベットともいわれる旧利賀村や映画「ああ野麦峠」のモデルとなった政井みねの生家があった角川なども通ります。
旅心が揺さぶられたら、ぜひご自慢の愛車でR471を走り抜けてください。(紅葉時期は絶景ですよ!)

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