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2021.02.04
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スタッフ:渡邊
いきものシリーズ久々の投稿でございます。
今回は岩手県を代表する渡り鳥の飛来地、
盛岡市内にあります「高松の池」へ冬の野鳥観察へ行ってきました!
そもそも「渡り鳥」とは、食糧、環境、繁殖などの事情に応じて定期的に長い距離を移動(渡り)する鳥のことを指します。
簡単に言うと定住地がなく、ずーっと転勤している人間でいう「転勤族」みたいな感じです。
日本に飛来する渡り鳥たちは、主に大陸(ロシアや中国)から渡ってくるの種が多く、また日本の飛来地(渡ってきた鳥が休息する地域)は毎年同じ飛来地に集中します。その1つが今回の観察地「高松の池」です。
高松の池には、例年1月のピーク時で200羽を超える白鳥が飛来すると言われ、4月頃まで池で越冬する個体もいるようです。
1984年(昭和59年)からの餌付けにより,多くの白鳥が飛来し始めたそうです。
因みに現在は基本的に餌付けは禁止になっていますので、観察だけにしましょう!
やはり今回のお目当ては渡り鳥の代表格「オオハクチョウ」!
私が見に行った日もザっと200羽以上はいたかと思います。
オオハクチョウ(大白鳥)は長距離を飛翔する渡り鳥の中では最大級で、
繁殖地のロシアや中国で子育てをしつつ、冬時期に日本やヨーロッパへ越冬のために飛来します。
観察した中にはまだ灰褐色の幼鳥もおり(4枚目)、親鳥と一緒に泳いだり、飛んだりしているのが見られました。
因みに今回観察できなかった見た目が似ている「コハクチョウ」との見分け方は、クチバシの黄色い部分の面積。
黄色面積がクチバシの先まで伸びているのがオオハクチョウです!観察した際は見てみてください!(5枚目)
またオオハクチョウ以外にもたくさんの水鳥が観察できました。
ここからは簡単にご紹介!
オナガガモ(尾長鴨)1・2枚目
その名の通り、尾羽が長いのが特徴です。
カルガモ(軽鴨)3枚目
皆さんご存知、カモといえばこれ”カモ”しれません。
ミコアイサ(巫女秋沙)4枚目
アイサという水鳥の仲間。パンダ柄が特徴的でした。
オオバン(大鷭)5枚目
白い頭部の特徴から、英語で「額がハゲあがっている」ことを
as bald as a coot(オオバン)というそうです。
冬の野鳥も観察したかったのですが、今回はできませんでした・・・
また次の機会にリベンジしたいです!
(↓年間を通していらっしゃるメンバーも観察できました)
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