紅葉の秘密は葉の成分にあり!
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スタッフ名:福井
みなさま、いつも休暇村スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、秋の紅葉についてご紹介します。
秋といえば、やはり紅葉が醍醐味ですね。支笏湖周辺でも、秋になるとさまざまな木が紅葉して絶景となります。さらに天候にも風にも恵まれれば、湖面に紅葉の景色が映り、非常に綺麗な姿を見ることができます。
紅葉といえば、赤や黄色・茶色といった色がイメージできますが、色がなぜ違ってくるのか知っていますか?
実は、紅葉の色はおおよそ木それぞれで決まっているのですが、木の生育状況や個体差によって変化します。木の種類ごとに、葉の中に含まれている酵素が異なっており、木の日照条件や水湿・紫外線といった自然条件が影響して、それぞれの木に含まれている酵素作用にも違いが起こり、木によって紅葉の色が異なるのです。
自然条件により葉を黄色くする成分、赤くする成分が異なる変化をするため、木の種類ごとに紅葉の色が異なります。
しかし、前述したように、自然条件によってくすんだ黄色になったり茶色っぽい赤色になったり、はたまた紅葉せず緑色のまま葉が落ちてしまったりと、同じ木の中でも色に違いが出てきます。
写真は、左からブナ・楓・ニシキギの葉です。
それぞれ茶色・黄色・赤色という風になっていますが、
一枚の葉っぱの中でも、茶色の部分やくすんだ黄色といった
色合いの違いがあって、面白いですね。
今回紅葉をご紹介したことで、どのようにして紅葉の絶景が、葉一つ一つ異なるものによってなされた景色であると知っていただけたと思います。
日本全国で、紅葉が一番早く始まるのは北海道旭岳から始まり、徐々に本州の方に広がっていきます。
支笏湖もだんだん紅葉に近づいてきておりますので、
ぜひ紅葉をお楽しみください。