私と小鳥と鹿と。 休暇村の園地でみつけた生命の輝き
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スタッフ名:神田
休暇村支笏湖の園地を散策してみよう♪
休暇村支笏湖は北海道千歳市の、支笏洞爺国立公園内にある天然温泉のホテルでございます。
小鳥のさえずりと木漏れ日に包まれた休暇村園地は、湖畔より一段高い位置にあり、展望台からは湖や恵庭岳が望めます。
野鳥の森に隣接し、散策だけでなく野鳥観察にも最適のスポットとなっています。
目を凝らし耳を傾けて。野鳥を探してみよう
まず最初に見つけたのは大きな黒い鳥。
お馴染みの「カラス。」 ハシブトガラスだと思われます。
スズメ目カラス科に分類されるこの鳥は、街中だけでなく野生でもよく見かけられる、最も身近な野鳥の一種です。
頭上からかわいらしい鳴き声が聞こえてきました。
見上げると、こちらはシジュウカラでしょうか。
北日本に多く生息しているシジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥です。
「ツツピン ツツピン」と鳴いて、鳥の中でもいち早く春を告げる野鳥として知られています。
捕食しているシーンを撮影できました!
口に咥えているのはイモムシか何かのように見えますね。
木々を飛び交う影を追い目を凝らしてみると、もう一匹の野鳥を見つけられました。
これは恐らくヤマゲラだと思われます。
アオゲラというよく似た鳥もいますが、アオゲラは本州以南、ヤマゲラは北海道に生息しており分布が異なります。
キツツキ目キツツキ科アオゲラ属に分類されるキツツキの仲間です。
よ~く見ると、赤い眼でこちらを睨みつけていました。
美しく、カッコイイですね。
エゾシカとの邂逅
休暇村園地に現れるのは野鳥だけではありません。
この日私は、東屋の方に何か"あやしい影"を見つけました。
なんと、あやしい影の正体はエゾシカでした!
園地にエゾシカが出ることはありますが、昼間に出ることは滅多にありませんので驚きました。
エゾジカは、シカ科シカ属に分類されるニホンジカの亜種です。
北海道全域に生息しており、本州で見られる二ホンジカと比べで大型で、お尻に白い毛が生えているのが特徴です。
この個体は怪我をしていたのか、病気していたのか、近寄っても逃げる気配がありませんでした。
まじまじと観察できる機会がないので、私は興味津々でした。
野生のいのち溢れる休暇村園地、いかがでしたでしょうか。
支笏湖にお越しの際は、ぜひ休暇村に遊びに来てみてください。