昆虫界のゾウ!
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スタッフ名:中山
夏終わらないで!(心からの叫び)
そんな気持ちでいっぱいな中山です。
最近雨が多く、外灯に集まる虫もほとんどいません。
しかし雨が弱くなると、ごく少数ではありますが虫が飛来します。
今回はそんな中で飛んで来てくれた虫をご紹介します!
名前は「オオゾウムシ」。
ゾウの鼻のような長い口吻(こうふん)を持っており、これが名前の由来でもあります。
体も口吻も硬く(ハンマーを使わないと標本用の針が刺さらない程)、ゴツゴツしているので、ゾウのイメージに結構合っているのではないでしょうか。
この特徴的な細長く硬い口、木や木の実に穴を開けるために使われます。
ゾウムシは木やドングリ等の殻に覆われた木の実の中に産卵し、その中で幼虫が育ちます。
硬く守られた植物内や木の実の中なら幼虫も安全に育つというわけです。
幼虫が植物繊維を食べるため害虫としての側面が強い虫ではありますが、がっしりしててかっこいいです!