日本遺産~祈りと暮らしの水遺産の構成文化財 伊崎寺~
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スタッフ名:西館 関野
皆さま、こんにちは。
休暇村近江八幡は木々に囲まれておりますが徒歩でどこまで散歩されたことありますでしょうか?
私が休暇村近江八幡周辺を散歩して印象に残っている場所をご紹介致します!
休暇村東館より約2km徒歩30分。琵琶湖の水を大切にしてきた人々の名残りを感じることができる、「伊崎寺」入口が見えて参ります。
「伊崎寺」とは近江八幡市白王町にある比叡山延暦寺の支院で平安時代後期ごろには存在していた寺院になります。
2015年に「祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として、日本遺産に認定されました。
※参道入口(駐車場)から本堂まで約1km。
現在の伊崎寺本堂には徳川8代将軍の徳川吉宗が治めていたころに奉安された不動明王坐像が安置されております。
参道入口より本堂へは長く、軽いハイキングを覚える道ですが道中の竹林は京都の嵐山にも劣らぬ美しさがありました。
伊崎寺は特に年中行事で観光客が多く訪れる寺院で、毎年8月1日に「千日会」が最も人気があります。
千日会では現在まで1000年近く続いている伝統行事です。この行事の見所は水面から数メートルの高さに突き出した棹から琵琶湖へ飛び降りることで仏道における「捨身の行」になります。
報恩や他者救済のために自らを犠牲にして、仏道を求める行いで行者が勇敢に飛び込む所を近くで観ることができることなどから、人気があります。
景色が綺麗で琵琶湖を寺院と共に楽しむことができます!
休暇村近江八幡から見える琵琶湖とはまた違う美しさがありますのでぜひ、ご覧ください!
(マイカーの方は参道入口・駐車場にお車を駐車して、参道のみの往復のハイキングがおススメです。)
公益社団法人びわこビジターズビューロー 日本遺産HP