観光

2021.05.21

アショカ王の贈り物、石塔寺

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スタッフ名:西館 前田

皆様、こんにちは。梅雨に入り雨の日が続いています。蒸し暑い日、肌寒い日など気温の変化が激しいですがお元気にお過ごしでしょうか。
私は先日、わずかな晴れ間・・・と言っても曇りでしたが・・・を狙って、東近江市にある石塔寺(いしどうじ)に行ってきました。
こちらは聖徳太子開基と伝わる寺で、山の上には面白い形の石塔が立っています。
お寺の言い伝えによると、釈迦入減後100年、阿育大王(あしょかだいおう)がインドを治めたとき仏法の興隆を願って8万4千の塔婆を造り、それに仏舎利を納めて世界中に配りました。平安時代、唐に留学した寂照(じゃくしょう)が近江国にもその一つが埋まっていると聞き、日本へ向けた手紙を木箱に納めて海中に投じました。3年後にこの箱が明石浦に漂着し、掘り当てた塔がこの阿育王塔であるといわれています。
その他にも、山の中に小さな石仏がたくさん並んでいました。門から塔までは石段を登りますがそれほど長くはなく、山も五分あればじゅうぶん一回りできますので軽い運動になります。
こちらの石塔は日本に二つしかない貴重なものだそうです。たいへんめずらしいものですので、滋賀県にお越しの際はご覧になってみてはいかがでしょうか。
 
所在地 東近江市石塔町860
駐車場 普通車 20 台 大型車 10 台
JR琵琶湖線近江八幡駅南口から近江バス日野行き桜川駅下車、湖国バス中之郷行き乗り換え、石塔口下車、徒歩15分
参拝料 大人400円 小人100円
営業時間 9:00から17:00(5月から10月は18:00まで)
お問い合わせ 石塔寺 TEL0748-55-0213
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