春言葉
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スタッフ名:西館 菱岡
早くも4月が終わろうとしています。
春のぽかぽか陽気が少し汗ばむほどに感じる様になったかと思います。
1日の気温差が激しく感じますが、皆さんはお元気でしょうか。
休暇村近江八幡は桜の時期が終わり、5月に向け、ツツジや、葉桜(はざくら)が綺麗に宮ヶ浜を彩っています。
さて、先日天気予報を見ていると「穀雨(こくう)」という言葉が出てきました。
皆さんは「穀雨」という言葉の意味を知っていますか?
「穀雨」とは、4月20日頃〜5月までを表しています。
由来は、「穀物が育つ雨が降り始める。」と言われていて、春の挨拶に使われます。
「穀雨」が終わると、夏の準備が始まります。
そこで、今回は、春の言葉を少し紹介していこうと思います。
まず、「春」の季節は一般的に3月、4月、5月と言われています。
ちなみに、4月は別名「卯月(うづき)」とも言われています。
理由は様々ですが、「卯の花が咲く月」や、「十二支の4番目である「卯(うさぎ)」を4番目の月に当てはめた」「稲を植える月」という説があるようです。
春には、昔から「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず」と言いますが、この言葉も春の代表的な言葉ですね!
小さい頃に習った方も多いと思いますが、春の夜は気持ちがよくて夜更かしをすることが多いので、つい、朝になったのも知らずに眠ってしまいがちだ、という意味を持っています。
夜といえば、春にしか見れない「朧(おぼろ)月(つき)」も外せません。
春の夜空にぼんやり浮かぶ月をあらわしています。
「朧月」は春にしか見られず、春以外に似た月が出ても、「朧月」とは言わないので覚えておきましょう。
「朧月」は三日月や満月など形に関係なく使うことが出来ます。
日中には、「風(かぜ)光る(ひかる)」という言葉を使うことができます。
春の強い陽の光が射し、光の中を風が吹くことで、きらめいているかのように見える様を表しています。
また、春が訪れ、期待や喜びを吹く風に乗せるという意味もあります。
このように、「春」といっても、朝から夜まで「春」だからこそ使える言葉が沢山あります。
皆さんも、日常の会話の中で春を感じてみてはいかがでしょうか?