うまくさいじゅんじゅんよばれていって
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スタッフ名:西館 菱岡
「えらく遠くから来たん?ほんまかなんかったやろ?おせんどさんやなー。おおきに。」
この一文わかる方いますか?実はこのように話しています。
「すごく遠くから来られたの?すごく辛かったでしょ?お疲れ様。ありがとう。」
このように土地や地域によって伝えたい内容は同じですが、表現の仕方が少し違っていることを「方言」といいます。
皆さんの慣れ親しんだ土地、地域にあるように、ここ滋賀県でも「方言」が存在します。
今回はその「方言」について知ってもらいましょう。
まず滋賀県の方言は「近江弁」や「滋賀弁」と言います。
細かく地域別に分かれていて、「湖北弁」「湖東弁」「湖南弁」「湖西弁」とわかれ、そこからもまた細かく市町村で分かれています。
方言の特徴は、京都や大阪との文化的、人的交流が深いため、隣の京都、京言葉に少し似ています。これは昔、近江商人が商業活動にあちこち足を運んでいたためと言われています。
京言葉に似ていることから「おくゆかしい」「好ましい」と言われることが多いですが、京言葉より少し荒々しく田舎っぽさが少しあるような気がします。
現代では「関西弁」でまとめられていることが多いことであまり意識せずに使っていたり、滋賀県民でも標準語だと思って使っていたり、市町村限定の方言すぎて県民間でも通じないことがあります。
いよいよ具体的な方言の紹介をしていきます。
まず、代表的なものから順に紹介していきます。
・うち→私 ・あんた→あなた ・おおきに→ありがとう ・すみません→すんません
・もんてくる→戻ってくる ・ほかす→捨てる ・いいひん→居ない ・せーへん→しない
・えらい→偉い、しんどい、辛い、とても、くるしい
ここからは例文を交えて紹介します。
「うまくさいじゅんじゅんよばれていって」
→「おいしいにおいのするすき焼き食べて行って」
「はよ、よこんちょきーや。さぶいんやから。」
→「はやく横側に来なさい。寒いから」
「お茶がちゅんちゅんすぎて飲めへんた」
→「お茶が熱すぎて飲めなかったよ」
「はよしーさー。〇〇さん来やるで」
→「はやくしなさい。〇〇さん来るよ」
「まんまんさんにあんしてきー」
→「仏様に拝みなさい」
「きばって仕事してらったよ」
→「頑張って仕事していました。」
「もうせんどしたし、いぬわ」
→「もう疲れたので帰ります」
「滋賀県のうみはいっかいなー」
→「滋賀県の湖は大きいね」
「この服ももけてる」
→「この服毛玉が出来ている」
「あんな、うちかなわんのよ」
→「あのね、私嫌なんです」
「あんな、うちめっちゃ好きやってん」
→「あのね、私とても好きでした」
どうでしたか?わかるものはありましたか?
実はまだまだ沢山あるのですが、それはまた滋賀県に遊びに来て、ご自身で聞いてみてください。みなさんには画面の中の文字では感じ取れないなまりや、強弱を付けての会話をもっと感じていただきたいです。
ここまで読んでえらかったやろ?あたまちゅんちゅんにならんかった?ほんまおおきにね。あとは滋賀県でつかってみるだけやね。うちはいっかいうみのよこんちょであんたが来るの待ってるからはよきいやー!!!