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2023.04.17

瀬戸内海を地形図で見てみよう~瀬戸内海の島々編~

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スタッフ名:濵﨑

皆様、こんにちは。

本日も当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
瀬戸内海を地形図で見てみよう第4回の今回は、私が「この島地形図で見てみたい!!」と思った島をご紹介致します!

 
朝日で浮かび上がる陰影が美しい!佐組島
今回ご紹介する島は、ホテル正面の海から見える島の1つ、「佐組島」です!
聞き馴染みが全くない島だと思います。

 
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画質が悪くて申し訳ないのですが、よく見てみると島の一部がえぐれている様に削れているのが分かると思います。

こちらが東から登る太陽に照らされると、この削れたように見える部分に影が出来てかっこいい!!となるのです!

この、地形はなぜできたのか知るために地形図を見てみましょう!
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佐組島の地形図を見てみると、右上の方がぐっと等高線が内側に入っているのが分かると思います。等高線は標高が高い方にへこんでいると、谷が形成されているという事になります。この等高線を見ると谷というよりもえぐれているという表現が正しいくらい急な崖が形成されていることになります。

また、島全体を見てみても等高線が途中で切れている所が見てわかると思います。
断面にある家の絵文字みたいな地図記号は崖を現しているので、上の写真でいうところの白い部分に当たると考えられます。

このような地形が形成された要因として、土砂崩れ、または大規模な地滑りが発生したことによって山体の一部が根こそぎえぐれてしまったことにより、上記のような地形が出来たと考えられます。崖の下の木々地形がモリっとしていることからも、崖の下に崩れた崩土が堆積しているのかなと写真から推測できます。
ぜひ、近くで見てみたい...


さて、ずっと気になっていた島を地形図で見る事によって、その地形の成立ちや形成要因について考える事が出来ました。
これからも、気になる島や地形があったら地形図判読を行って皆様にご紹介したいと思います!
今回はマニアックな話になってしまいましたが、ここまでご精読いただきありがとうございました!

↓佐組島を含む瀬戸内海の多島美を望む朝
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