海のお散歩会♪
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スタッフ名:中尾
先日、ちょうど潮が大きく日があり、
干潮の時間に砂浜をお散歩してみました。
潮が引いたあとの岩の表面や岩場の隙間には、意外にたくさんの生き物が潜んでいます!
形も色も不思議な生き物をたくさん発見したので、ご紹介します♪
まずは、こちら!
全国広い範囲で見られるので、皆さんも1回は見たことがあるのではないでしょうか?
こんな見た目ですが、実はこれはイソギンチャクの一種です。
『ヨロイイソギンチャク』といいます。
イソギンチャクと言えば、海の中で触手を開いてお花のように咲いている姿のイメージがすごく強いですよね!
実は海面に出てくると、乾くのを防ぐように触手を閉じてしまいます。
体についている砂や石は、自然についたものではなく、あえてヨロイイソギンチャクが自分でつけたものというところが驚きです!
身体はヨロイイソギンチャクと似た色で、赤い縞模様があるタテジマイソギンチャクというイソギンチャクも、よく見られます。
今思うととても残酷ですが、私は幼い頃、これを指で潰して遊んでいました・・・
次はこちらの貝!
写真では見にくいですが、左右に1つずつカキ(牡蠣)がついています。
さすが広島!!!
・・・と言いたいところですが、こちらは『毛ガキ』といい、
私達が普段食べる真ガキや岩ガキとは違う種の牡蠣です。
キレイな海に生息し、小さなお子様の手の平くらいの大きさです。
殻からパイプのようなものが出て、岩とくっついています。
食べられますが、お腹を壊しかねないので、食べないことをオススメします!
最後はこちらの『ヒジキ』です。
皆様の食卓に並ぶあのヒジキです!
赤ちゃんの魚さん達の大切な隠れ場所にもなり、よく目を凝らすと、小さな魚さんの群れがたくさん泳いでいます。
他にも色々な生き物たちがいるので、
お子様の夏休みの課題にもなりそうですね!
ぜひ大久野島へお越しの際は、観察してみて下さい。