突撃!近くの漁師へインタビュー!!
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スタッフ名:中條
休暇村能登千里浜から車で7分ほどの所に、滝港マリーナがあります。地元民からは「滝のマリーナ」や「滝港(たきこう)」と呼ばれています。
今回はそちらへお邪魔して、本日の釣果を漁師さんからお伺いしました。
それでは行ってみましょう!!
本日の成果はいかがでしょうか?
今回は、2種類の網を入れていたみたいで、どれも大漁とのことでした。
前日までは入りが悪く、ならば今日は……と入れる網を増やしたとのことでしたが、いつもよりも多く入っていたと嬉しい悲鳴を聞くことができました。
残念ながら、突撃した時間が遅く、ネジラ(舌平目)やコチといった大量のお魚の撮影はできませんでしたが、貝類の仕分けに立ち会わせていただきました。
それでは、気を取り直していってみましょう!!!
クローズup!!
ひと抱えもある大きなバケツ?にはかい、カイ、貝が入っていました。持たせていただきましたが、重量があり、私の細腕では持ち上げることができませんでした(笑)
どんな貝が入っているの?
計4種類の貝がはいっておりました。
では、それぞれクローズupしてみていきましょう。
サルボウガイ
美味な貝の1つです。
よく赤貝と間違えられます。
お値段はこちらの方がお手頃価格。
バイガイ
皆様大好きバイガイです。
貝ごと茹でて爪楊枝でくるくる身から出すのが楽しいですね。
コナガニシ
石川県の一部の漁師さんは、赤西貝とも呼んでいます。内臓には苦みがあるが、身は甘味と独特の苦みと癖があり、酒の肴になます
※「赤西貝」を正式名称とする貝もちゃんと存在しており、同時に網に入ることもあるので、素人が会話にはいるとこんがらがることもあります。
【私個人の体験談「どっちのことゆってんねん!」とツッコミたくなります。】
~番外編~
さて最後になりますが、貝のバケツの中にときよりみかける弾力のあるコチラの物体……。
一体、なんでしょうか?
ヒント
・正式名称よりも、別名の方が知名度があります。
大人も子どもも一度は、
見たことがあります。
大好物という方もいるとおもいます。
・美味しい墨をはく、軟体動物いえば……。
正解は、イカの卵です。
紋甲(もんごう)イカの卵です。正確には、雷イカと呼ばれますが、市場でもほとんど呼ばれることがないのだとか。砂が着いた皮?殻の中に透明な卵が入っています。中には、核があり、この時期ならではの物でもあります。食卓にあがることはありませんが……。
ところでこちらの卵、実は漁師泣かせの存在の1つでもあります。
Attention please
集合体恐怖症はの方はこれより先は、お控えください。
貝採り籠にびっちりとならんだこちらのブツブツ。
すべて紋甲イカの卵なんです。
「大漁!大漁!」と喜びながら、籠を引き上げてみると
籠には卵がびっちり。中身は雀の涙ということもあるのだとか……。一つひとつは小さく、持ってみても重みをあまり感じないのですが、これだけびっちりあると「おぉ~~」と感じる重さになります。
ちなみに
一回り小さい、コウイカの卵もついておりました。
漁師さんが手に持っているのが、コウイカ。
その周りの一回り大きいのが紋甲イカ。
さらに
漁師泣かせのこの卵たち
実は、この卵たち漁師さん泣かせの存在でもあります。ゆくゆくはイカやバイガイと美味しい海の幸になるこの子たちですが、今の段階では次の漁には邪魔な存在……。籠にいつまでもはりつけておくわけにはまいりません。そのため、籠から外す作業がまっているのだとか……。もともとは水生生物の卵です。流水では落ちにくいので手作業で外していくのです。
なんとも漁師さん泣かせの存在でしょうか……。
以上 突撃! インタビュー!!でした。