輪島の状況など
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スタッフ名:石川
能登半島地震から二か月、休暇村前の能登里山海道は今でも朝は工事や緊急車両でいっぱいです。
休暇村最寄りの柳田ICから先は一般車規制のため検問で渋滞していますが、里山海道以外の道で輪島や珠洲へ行くことはできます。
それでも普段の1.5倍くらい時間がかかりますので、奥能登へ向かうには十分な余裕が必要です。
私もようやく時間がとれ、奥能登の観光施設や取引業者の確認のため、輪島に赴きました。
輪島市門前にある総持寺祖院。写真は2022年に行った時のものです。
先日の様子。まだ片付けは手つかずという感じで境内の建物は壊れたままでした。
輪島市門前の鹿磯(かいそ)漁港。2023年9月に偶然撮っていた写真。
今回訪れたら報道にあったように海底が隆起し、船が倒れてしてしまっていました。
輪島の朝市通りです。ひと気はありませんが午後はいつもこんな感じだったなと思って足を踏み入れたのですが・・
片付けも進み、海まで見えたのが余計悲しかったです。
今回は輪島市内と門前まででしたが、このエリアはまだ断水も復旧せず、家々に住民が戻れないため復興もままならない様でした。
正直、観光施設の早期復活は厳しいと感じましたが、人々の営みが続く限り必ず未来はあると信じ、戻ってきました。
今の奥能登は「観光」には程遠いですが、ありのままの能登を知っていただくことも大切かと思いご紹介させていただきました。
休暇村のある羽咋市など中能登エリアは概ね日常が戻っています。3月12日からは北陸応援割りの予約も始まります。(宿泊日は3月16日以降が適用になります)
雪国の春は透明感が違います。花の季節、どうぞ能登にお越しくださいませ。