本日は、休暇村能登千里浜から車で8分にあります「羽咋神社」をご紹介いたします。
羽咋神社の祭神は石衝別命(いわつくわけのみこと/磐衝別命)、相殿にはその子である石城別命(いわきわけのみこと)が祀られています。
かつて垂仁天皇の御代、羽咋地方一帯には疫病が流行し、盗賊が横行、加えて滝崎の森に大毒鳥が出現して住民を苦しめました。
このため鎮圧の使として、皇子である石衝別命が派遣されます。
石衝別命は賊や毒鳥を退治し、また農業を奨励するなど仁政をしいたため、人々は安心して生活できるようになりました。
命が亡くなった後、墓を築いて埋葬し、その恩徳を子孫に伝えるため神霊を社に祀ったのが羽咋神社の起源と伝えられています。
石衝別命の命日である9月25日には旧別当寺の本念寺で報恩講が営まれ、また、相撲好きであったという命を偲んで、唐戸山では古くから神事相撲が行われてきました。
他にも境内正面石段右側に神木の巨大なケヤキが祀られていますので是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。