雨の日に傘を・・・

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2021.05.17

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スタッフ名：中條

「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど石川県は雨の多い地方です。
毎年都道府県ごとの雨水日（降水日）ランキングではたびたび1位を取るほど。
その日数は約180日。つまり2日に1度は石川県のどこかで雨が降っているという統計計算になります。

けれども実際は、降水量はそれほど多くなく、降ったりやんだりを繰り返す天邪鬼（あまのじゃく）なお天気というのが正直なところ。さらに申し上げますと、カウント方式を調べた結果１日に1ｍｍ以上降るとカウントされる仕組みになっているそうで、雨だろうと、雪だろうと、アラレであろうと、少しでも降ればその1日は降水日とカウントされていくとのことです。

ちなみに石川県の現在のお天気は雨。　
そんな石川県にある休暇村能登千里浜から本日は雨にちなんだ話題をお届けします。

①　世界で最も美しい駅14選・金沢駅「もてなしドーム」

金沢の観光地としては「兼六園」や「金沢２１世紀美術館」などが有名ですが、実は金沢観光のスタート地点である「金沢駅」自体も立派な観光スポットになっています。

観光スポットとしての見所は、金沢駅兼六園口にある大きな傘をイメージした「もてなしドーム」です。まず目を見張るのが、ガラスとアルミ合金からなる巨大な天井ドームです。

使用した強化ガラスは3,019枚、アルミフレームは6,000本になります。その様はまさに巨大なオブジェ・・・ガラスとアルミ合金の組み合わせはアートのように素晴らしく、太陽の光や夜のライトアップによって様々な表情をみせます。
雨や雪の多い金沢で、駅を降りた人にそっと傘を差し出す、そんな粋な心意気を表現しています。

2011年にはアメリカの旅行雑誌「トラベル＆レジャー」のWeb版にて、世界で最も美しい駅14選の6位に選出されたほどです。夜は幻想的なライトアップで照らされるなど、昼とは違った趣を楽しむのも乙なものです。

②　雨の日の憂鬱を吹き飛ばす。目に鮮やかな色とりどりの傘たち

　和傘屋　ＨＯＫＵＳＡＩ　ＧＲＡＰＨＩＣ～北斎グラフィック～

休暇村能登千里浜から約50分。石川県を代表する観光名所のひとつでもある兼六園。
その参道に傘専門店「和傘屋　HOKSAI　GURAPHIC（北斎グラフィック）」があります。

店内には雨の日の憂鬱を吹き飛ばすように色とりどりの傘が並べられています。
シンプルなものから、大胆な着物や家紋柄、幾何学模様に宇宙をイメージした傘などこだわりを感じさせる物に「えっ、こんな柄まで…」と思うようなデザインの傘が壁一面にかけられております。

種類も長傘、三つ折り（折りたたみ）傘に、日傘・番傘など傘の種類も豊富に取り揃えられていました。