帰ってきた国宝・松林図屏風「長谷川等伯展」
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スタッフ名:吉岡
今日から10月です。今年も残すところ後、3カ月ですね。
現在、石川県七尾美術館では、開館30周年記念・震災復興祈念「帰ってきた国宝・松林図屏風 長谷川等伯展」が行われております。
期間は令和7年9月20日(土)~10月16日(木)までです。
長谷川等伯は、能登七尾出身で桃山時代に京都で活躍した日本を代表する画家です。
「松林図屏風」は日本水墨画の最高傑作とも呼ばれ等伯の代表作です。
記念展では、大地震ので奇跡的に救出された作品や被災寺院所蔵の能登時代の作品も展示されております。
ここ羽咋市にある妙成寺の「仏涅槃図」も展示されていました。
等伯が30歳の時に描いた涅槃図です。昔の物と思えぬ色鮮やかさです。
また細かい部分もきれいに書かれているのは圧巻です。ずーーーーっと眺めていられます。
また、七尾市のお寺や、穴水のお寺にも保存してある涅槃図も飾ってあり「ここのムカデが描かれてないぞ」と見比べるのも楽しいですよ。
七尾美術館にある「松竹図屏風」は、水墨だけで大きな松と竹が描かれており力強さ、木々の質感がうまく表現されています。屏風はとても大きく近くで見ると繊細な感じがし、また離れてみると、壮大で圧巻です。
そして国宝!「松林図屛風」はすごいです!左右6枚ずつに描かれており霧で遠くが見えない空気感やうっすら姿を現している山がりあり、こちらの屛風も近くで見るのと、離れてみるのでは雰囲気がちがい他の作品同様ずーーーーーっと眺めていられます。
私は、初めて等伯展に行きました。閉館時間の1時間前に到着し作品を見る時間を考えればもっと早く来ていればよかったと後悔しました。
お休みがあえばまた来たいと思います。
(写真が撮れずお見せ出来ないのが残念です)
美術館入口には、大きなオブジェもありますよ。
こちらは、「アルパ '97」。
七尾出身の彫刻家、吉田隆さんの作品です。
アルパとは、アメリカン・インディオの民族楽器で、竪琴の一種でそれをモチーフとした作品です。
美術館は高台にあり、他にもオブジェや庭も散策が楽しめますよ。
七尾美術館は、休暇村能登千里浜から車で約30分ほどと、とっても近いです。
ご宿泊の際には、「国宝」を眺めにお出かけいかがでしょうか。
石川県七尾美術館ホームページはこちら
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