イベント

2025.05.17

体験プログラムのご案内

320 view

スタッフ名:大松

毎晩8時より、天文台にて体験プログラムを行っております。

能登千里浜自慢の屈折望遠鏡を使用して、星の観測を行います。
予約不要でどなたでもご参加できます。

月が欠けていくこの時期は、望遠鏡での観察に絶好のタイミング♪

5月13日に満月をむかえました。満月の月は明るくて見ごたえがありますね。
現在は少し欠けた月が見えますが、実は欠けた月こそ望遠鏡で観察するのにおすすめです。

月の表面には隕石がぶつかってできるくぼみ、クレーターや山脈などがあります。
満月だと太陽の光が横から当たっているため、デコボコがあまり目立ちません。
半月や三日月だと、欠けぎわに影ができてクレーターの縁や内部の起伏がより見えやすいです。
なので月は満月ではない時期でも観察を楽しめます!

春の星を見つけてみよう♪

春の夜空で観察しやすいのは北斗七星です。
スプーンのような形をしている北斗七星はほぼ一年中見ることができますが、春から夏にかけてが一番観察しやすいです。

北斗七星はおおぐま座の一部で、背中からしっぽにあたります。
しっぽから2番目の星は「ミザール」です。ミザールのすぐ近くに「アルコル」という暗い星があります。昔はこれが見えるかどうかで視力測定されていたそうです。

北斗七星は北極星を見つける目印にもなります。
明るさは2等星の恒星で、こぐま座のしっぽの先端に位置します。
北極星は北の方角を教えてくれる星として昔から大切な星とされていました。
北斗七星のカーブをぐーんと伸ばすと、明るい星にたどり着きます。
うしかい座の「アークトゥルス」です。さらにカーブを続けると、次に見えるのがおとめ座の「スピカ」です。
北斗七星→アークトゥルス→スピカというこのラインが春の大曲線と呼ばれるものです。

アークトゥルスとスピカから少し離れた場所に、しし座の「デネボラ」が見えます。
この3つを結ぶと春の大三角ができます。

夜空には星がたくさんありますが、北斗七星を見つければ春の有名な星をたどれます。
天文台の2階屋上から夜空を観察できます。
ぜひ夕食後のひとときに星空スタッフと一緒に星を眺めましょう!
■時間 毎晩8時~約40分
■場所 天文台「シリウス」
■無料

スタッフ

Staff blog

Archive

2025年(201)
2024年(323)
2023年(318)
2022年(333)
2021年(358)
2020年(348)
2019年(339)
2018年(346)
2017年(222)
PAGE TOP