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2024.08.16

信州の風物詩 お盆のかんば焼き

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スタッフ名:薮本

お盆ですね(^^)/
いかがお過ごしでしょうか!!

昨年もご案内したかも知れませんが、信州のお盆の風物詩
かんば焼きをご紹介いたします。

そもそも「かんば」とは?!
かんばは、白樺のことです!白樺は「しらかんば」と言い、
このお盆の風物詩では主に白樺の樹皮のことを指します!

元々は北信州(長野市近辺)の風習でしたが徐々に
長野県全体に広まったと言われている「かんば焼き」。
一般的なお盆と言えば、ご先祖様を家に迎えまた送り出す
行事でお墓参りに行ったりなどをしますね。

お盆の風習は日本各地で様々あると思いますが、信州の
お盆には白樺の皮「かんば」を焚いて迎え火、送り火にします。
ちなみに迎え盆の時にはお墓で焼き、ご先祖さまの目印にして、
送り盆の時には玄関で焼くようです。

私が長野県に来てびっくりしたのは、お盆前やお盆の時期に
コンビニやスーパーでかんばの皮が売られている事です!
最初は何か分かりませんでした(-_-;)
木の皮??
長野県に根付くようになり風習を知り納得(^^;)

また休暇村園地内を歩いていると写真のような白樺があります。
この白樺は皮が剥がれて黒くなっていますね。
以前は白樺の木から皮を剥いでお盆に使っていたようです。
昨今では、販売されているものを購入したり、お線香を
使ったりしていますね。
でも休暇村園地内は国立公園内ですので白樺の皮を
剥がしたらダメですよ(>_<)
そもそも白樺の皮を剥がしてしますと、そこから木が病気になって
しまいます。

そんな信州のちょっとおもしろ風習のご案内でした。

 
画像1
また休暇村園地内には「ねじねじの木」と呼ばれる
おもしろい木もあります。
この夏ご家族で乗鞍高原をお越しの際は、
休暇村園地内にある「剥がれた白樺」や「ねじねじの木」を
探してみてください(*^▽^*)

 
画像1

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