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2022.03.21

長野県の日本酒ご紹介8 ~大町市 北安大国~

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スタッフ名:小山内

おはようございます!
まずは本日のゲレンデ情報から。

天候 晴れ
気温 -7℃
雪質 朝は硬め
 
頂上 積雪 100cm
中腹 積雪 90cm
山麓 積雪 80cm
 
やまぼうしリフト 8:45~16:30
のりくら山麓リフト 8:45~16:30
鳥居尾根クワッド 9:10~16:10
夢の平クワッド 9:00~16:10
かもしかリフト 9:00~16:10
キッズパーク 9:30~15:30
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今回は大町市の「北安醸造株式会社」さんをご紹介します。
以前ご紹介した池田町の「大雪渓酒造」さんよりさらに北へ車を走らせること40分ほど、大町市の中心部、住宅街の一角に蔵を構える北安醸造さんは、なんと長野県で最も規模の小さい酒蔵なのです。
カーナビを使って現地へ赴くと「え? こんなところに!?」と驚くほどの場所にあり、非常に細い道路へ入ること、また駐車場は2台ほどのスペースしかない為、自動車でお出掛けの際は充分お気をつけください。
さて、写真の通り趣のある店構えから中へ入ると、奥にある作業場がすぐに見え、小ぢんまりと家族規模で酒蔵を営んでいらっしゃるのが分かります。
酒蔵のスタッフさんは非常に親切でして、各日本酒の特徴を丁寧に教えていただけたのはとても有難い機会でした。
特に私がお邪魔したときは若旦那さんがいらっしゃったので、酒蔵自体のお話や昨今の県内での日本酒事情を拝聴できたのはラッキーとしか言いようがありません。

さて、肝心の日本酒です。
今回購入したうちレビューするのは「北安大国 純米吟醸 無濾過生原酒」です。
また無濾過生原酒か!と思われるかも知れませんが、まだまだ新酒の季節ですのでご勘弁を。
まずフワッと香るのは、華やかな青リンゴ・洋ナシ・わずかなバナナを感じさせる吟醸香の中に、飴・米を思わせる甘い香り。
純米吟醸系の王道ともいえる香りですが、やや他の酒蔵さんに比べて控えめかなという印象。
しかしけして劣っているということではありません。
新酒にしてはやや落ち着いた感があるかな?というイメージです。
味は、まず新酒独特のフレッシュな酸味がありますが、他酒蔵さんに比べてアルコールのパンチは若干柔らか、そして若干強めの甘味が印象的。
この甘味の印象は・・・「いいずら」に共通するものがあるな(以前ご紹介した同じ北安醸造さんの純米酒です)というのが、まず飲んだ時の感想です。
印象的な甘みですが、後に残るような感じではなく、スッとキレイに引いていくイメージ。
これが北安醸造さんの味の基本なのかもしれません。

なお、今回まだ飲んでいないのでレビューはできませんが、同じスペックの春酒バージョンも現在販売されています。
これは非常にマニアックな話なのですが、なんとこの春酒はまだ長野県でも採用しているのが少ない「長野県R酵母」を使用している為、非常にリンゴ酸が多くフルーティーな酸味が楽しめるお酒に仕上がっているとのこと。
私も現在の新酒を味わった後に、じっくりと楽しみたいと思っております。

以上、今回は長野県においてもレアな酒蔵さんの日本酒をご紹介いたしましたが、私の日本酒レビューは一旦の最終回となります。
復活は次のスノーシーズン・・・の予定です。
今シーズンもご高覧いただき、ありがとうございました!

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