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2020.07.18

ミヤマクワガタ

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スタッフ名:松沢

乗鞍高原には高い標高と涼しい気候の影響で
カブトムシが生息していません。
クワガタも多くはないですが、
街中や標高の低い里山なんかではあまり見かけない
ミヤマクワガタが生息しています。
後頭部から張り出した「エラ」が特徴で、
そのエッジの効いたフォルムに心を奪われる方も多いかと思います。

そんな人気の高いミヤマクワガタですが、
近年、その個体数は減少傾向にあります。
その原因は温暖化とノコギリクワガタの生息地拡大によるもので、
以前は寒すぎて暮らせなかった標高の高い場所にも、
気温の上昇でノコギリクワガタが生きていけるようになってきました。
そのため、力の弱いミヤマクワガタが競争に負けて居場所が少なくなってきています。

夜になると休暇村駐車場の水銀灯に飛んでくることがあります。
国立公園なので持ち帰りはできませんが、
クワガタ好きの方はぜひ探してみてください。
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