カツラは紅葉が美しいシンボルツリー
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スタッフ名:鈴木
皆さまこんにちは!いつも休暇村日光湯元のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!
当館の玄関、看板前には「カツラ」という名前の木があります。本日は、当館には何本かあるシンボルツリーの中の一つ「カツラ」についてご紹介したいと思います。
Q、「カツラ」ってどんな木なの?
カツラの木とは、日本原産の落葉高木で、山間の渓流沿いなど湿り気のある場所によく生える樹木です。成長が早く20mを超える大木になるため、公園樹や街路樹にもよく利用されます。葉が出る前の4月ごろに、花弁もがくもない花を一斉に咲かせるのが特徴です。
カツラは単幹にもなりますが、自然に株立ちにもなります。戸建ての庭には株立ちがおすすめで、シンボルツリーとして植える人も多いようです。
Q、別名の由来は?
カツラの葉には芳香があることから、コウノキ(香の木)という別名があります。
これは、お葬式などに使われる抹香(まっこう)に利用されるからです。抹香とは、焼香のときに使われる粉末状のお香のこと。ちなみにお香には、抹香と線香の2種類があります。
Q、花言葉はなに?
「憂鬱」「夢想家」「不忠」などの意味があります。
「縁起が良い木」と聞いたこともあり、立派に成長すれば守り神のようになります。
「カツラ」が目立つポイントは、ハート形のかわいらしい葉っぱです。春の芽出しから淡い緑の新緑、秋に黄色く色づく黄葉まで長く楽しめます。また、ハート形の優しい雰囲気の葉が、風に揺らぐ姿が魅力的です。シンボルツリーとして人気が出たのもうなずけますね!
カツラの葉には芳香があり、キャラメルのような甘い香りと表現されることが多いです(焼き菓子の香り)。
この香りの正体は「マントール」という物質で、カツラ以外の多くの植物にも含まれています。新緑の葉にはマントール含有量が少ないため、あまり香りましません。秋の黄葉時になると含有量が増え、遠くからでも甘い香りを嗅ぐことができます。
休暇村日光湯元のカツラも少しずつ、紅葉が始まっています。カツラの葉には芳香があるので、秋に紅葉しているときは周囲は甘い香りに包まれます。カツラの木の下にいると、まるで幸せになった気分が味わえますよ。
ハートの形が可愛らしい葉っぱです。秋には黄色く色づきます。