ラムサール条約に登録もされた4県にまたがる♡の湖
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スタッフ名:森田
皆様は「遊水地」という言葉をご存知でしょうか?
「遊水地」とは、洪水時に河道から溢れた水を一時的に貯留し、最大流入量を抑えることで下流域の洪水被害を軽減させるための土地のことで、大小様々、100か所以上の遊水地が日本全国にあります。
その中でも「渡良瀬遊水地」は栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたいで広がる総面積約33km²、総貯水容量約2億m³を誇る日本最大の遊水地です。
国内最大級のヨシ原が広がるこちらでは、鳥類約260種(58種が絶滅危惧種)、昆虫類約1700種(62種が絶滅危惧種)、魚類45種、そして植物が約1000種(60種が絶滅危惧種)が観察でき、実に多様性に富んだ自然と触れ合うことができます。
2012年には国際的に貴重な湿地であることが認められ、ラムサール条約に登録されました。
敷地内は整備されていて非常に歩きやすく、野鳥の観察台もあります。
撮影日の2025年1月8日は、そこかしこから鳥の声が聞こえ、何度も姿を目にすることができました。
今回はスマホでの撮影だったためはっきりと写せてはいませんが、望遠のきくカメラをお持ちの方ならそこら中にシャッターチャンスが転がっていますよ。
渡良瀬遊水地ホームページ