桜開花状況
🌸芦野地区・3~5分咲き🌸
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スタッフ名:森田
芦野地区は那須町の東部に位置しています。
かつては旧奥州街道の宿場町として発展し、今なお当時の面影を伝えているエリアです。
八溝杉や芦野石の産地としても有名な他、豊富な史跡が点在し、特に西行や松尾芭蕉が句を詠んだことで知られる
遊行柳や芦野城址など歴史的資源に恵まれた地域でもあります。
今回掲載する写真は4月8日に撮影したものです。
生憎のお天気だったのでどんよりとした空模様ですが、桜の開花状況の参考としてご覧ください。
堂の下の岩観音・見頃
美しい桜の中心に赤い屋根の観音堂があり、通称「堂の下の岩観音」と呼ばれています。
観音堂背後の岩肌に観音像が彫られ、かつてはこれを見ることができたそうですが、残念ながら現在は風化が進んでしまい判然としません。
視界一面に桜が広がるというわけではありませんが、観音堂とそれをとりまく桜が独特な雰囲気を醸し出し、見ごたえのある自然景観を作り出します。
今回は雨の日でしたので残念ながら水が濁ってしまっていますが、田んぼの水鏡に映った観音堂と桜・菜の花はとてもキレイです。
■休暇村より車で約40分
■東北自動車道 那須ICより車で約30分
※ナビで検索に出てこなければ「那須町立東陽小学校」で検索してください。小学校周辺に案内看板があります。
遊行柳・咲き始め
遊行柳は、室町時代に時宗19代尊酷上人がこの地を訪れた際に、柳の精の老翁を念仏で成仏させたという宗教上の伝説発祥の地です。
元禄の頃、松尾芭蕉が訪れて「奥の細道」に記述されたことで、ますます有名になりました。柳のそばには芭蕉句碑、西行の歌碑、蕪村の句碑が建っています。
■休暇村より車で約40分
■東北自動車道 那須ICより車で約30分
芦野城址・3~5分咲き
芦野城址は別名「御殿山」とも「桜ヶ城址」とも言われる、芦野の街並みを見下ろす丘陵上にある城跡です。
古くからの桜の名所であり、例年4月上~中旬には山一面が約800本のソメイヨシノで覆われます。
少し坂を登らなくてはいけませんが、前2ヶ所と違い群生しているので純粋に桜のみを楽しみたいのであればこちらがオススメです。
■休暇村より車で約35分
■東北自動車道 那須ICより車で約25分
今回ご紹介した3箇所の位置関係