みちのくひとり旅66 半造
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スタッフ名:吉田
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今回紹介するスポットは唐桑半島で最も有名と言っても過言ではない景勝地、半造です。
ここ半造はの海食によってできた大理石の奇岩とコバルトブルーの太平洋を一望でき、大地の隆起や波による浸食で構成されたリアス海岸特有の景観を身をもって体感する事が出来る場所です。
以前紹介した巨釜と合わせ「巨釜半造」として名が知られています。
巨釜(おおがま)
「半造」という名称はこの辺一帯は海の資源が豊富で、アワビ等の貝類を採って生活し、繁昌したことから、「繁昌)はんじょう」がなまり「半造」といわれています。別の一説では釜が半分だけ完成したような形なのでこのようにも呼ばれていたともいわれています。
長い年月をかけて浸食された荒々しい奇岩と見渡す限りの太平洋の景色は息をのむ美しさです。
南下したトドが身を休ませていることがあるという「トド岩」や波による浸食で洞窟を形成した「トンネル岩」10畳ほどの平らな場所があり漁師が釣り上げた魚をその場で捌いたとの言い伝えが残る「俎板岩(まないたいわ)」など名の付く奇岩も多く見られます。
皆様も是非気仙沼へ訪れた際には唐桑半島を代表する景勝地「巨釜半造」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
3月も間もなく下旬、春らしい陽気の日も多くなってきました。春の暖かい陽気に誘われてこの巨釜半造のような景勝地へ出かけるのもまた良いのではないでしょうか。
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