みちのくひとり旅61 道の駅さんさん南三陸
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スタッフ名:吉田
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今回紹介するスポットは南三陸町志津川にある道の駅さんさん南三陸です。
休暇村から車で約40分の場所にあります。
この道の駅は昨年10月1日に登録された新しい道の駅です。
2017年にこの場所に移転し営業再開された「南三陸さんさん商店街」と震災伝承施設「南三陸311メモリアル」、観光交流施設「南三陸ポータルセンター」、JR気仙沼BRT「南三陸駅」の4つの施設が一体となり道の駅となった複合施設です。
そのため他の道の駅のように大きな建物の中に産直や飲食店が入っているわけではなく、商店街やショッピングモールのような雰囲気を醸し出しています。
何とこの道の駅には「モアイ像」があります。
何故南三陸にモアイ像?と不思議に思う方もいるかもしれませんが、1960年のチリ地震津波で壊滅的な被害を受けたイースター島とここ南三陸がともに復興を目指した友好の証としてイースター島から贈呈されたものです。
この道の駅にあるモアイ像は東日本大震災の後、2013年に南三陸にやってきたもので、世界で唯一「イースター島の石で作られ、島外に出たモアイ像」となっています。
またこの道の駅のは2020東京五輪のメインスタジアムとなった新国立競技場などもデザインした日本を代表する建築家隈研吾氏によってデザインされており木材をふんだんに使用した建造物も魅力的です。
特に対岸の震災祈念公園へ向かう橋や南三陸311メモリアルの建物などは特徴的で新しいデザインの中に和の伝統を感じさせる建造物となっています。
皆様も是非南三陸の震災復興の象徴でもあり、建築物としても一見の価値のあるこの道の駅さんさん南三陸へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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