野草園も秋の装いに変わってきました!
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スタッフ名:外立
9月も2週間経ち、標高1,400mの嬬恋鹿沢では日中の気温が20度前後、
朝晩の気温は16度ほどと過ごしやすい気候となってまいりました。
気づくとセミの鳴き声から鈴虫やキリギリスの鳴き声に変わっており、秋の近づきを感じます。
1月前ほど前に見た野草園の植物も、秋の草花に変わっているかなと思い、少し歩いてみましたのでご紹介いたします。
野草園に入るとすぐに紫色の花がご覧いただけます!
リンドウの花です。暑さに弱いので標高の高い高山に自生します。
秋の訪れを感じさせる代表的な花でもあり、鮮やかな紫色が特徴です。
少し進むとまたしても紫色の花が咲いています。トリカブトの花です。毒草として有名ですが、こちらもきれいな紫の花をつけます。近くで見ると烏帽子や鳥の鶏冠に似ていることが鳥兜の云われだそうです。
色の濃い花に目が行きがちですが、遠くを眺めてみるとススキが穂を伸ばし、
いつの間にか人の背丈を越すほど成長していました。秋というと月夜とススキ、あとはお団子が思い浮かぶのは私だけでしょうか?
また足元にはこんな小さな花も咲いています。
ご存知でしょうか?
シラヒゲソウです。
他の草花に埋もれそうなくらい小さいですが、名前の通り、白いひげのような細かな花弁がきれいな秋の花です。ぜひ足元も見逃さないようにチェックしながら歩いてみてください。
紅葉の時期はまだ少し先のようですが、草花は秋のものに移り替わっており
季節の進みを実感します。一足先に花を咲かせ終えた夏の植物は実をつけています。
ブナの木には小さなどんぐりが生っていました。
まだまだ青々としていて動物さんたちが食べるには苦そうに思えますね。
以上、9月11日に休暇村嬬恋鹿沢園地内で見つけた草花のご紹介でした。
歩きやすい気候の嬬恋鹿沢でトレッキングや散策に出かけてみませんか?
当館周辺で小さな秋を見つけてみてはいかがでしょうか?
ぜひ嬬恋鹿沢でお待ちしております!