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2023.04.20

Road to 和室ツイン
第9章 神は細部に宿る

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スタッフ名:小森克敬

4月20日は「穀雨」

野草園脇の林が黄緑色っぽい⁉
近づいてみるとカラマツの新芽が
争うように顔(頭?)を出していました。
例年より1週間早い芽吹きです。

和室ツインのお部屋が完成しました!
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休暇村嬬恋鹿沢にベッドのあるお部屋を増やしたい、という思いで始まった「Road to 和室ツイン」。改装は予定通り終了。2023年4月1日からご宿泊いただけるようになっています。

さて、突然ですが・・・・
『神は細部に宿る』という言葉
聞いた事ありませんか?

誰の言葉かは定かでありませんが、サッカーの元・日本代表監督 ザッケローニ氏が、よく使ってましたっけ。
『細かいところまでこだわることは大切』『細部へのこだわりが本質を決める』ってな意味ですよね。

これまで改装におけるコンセプトやワタクシたちの思い、椅子やベッドなど家具へのこだわりといった大きな流れをブログで発信してきました。でも、それだけじゃないんです。今回は改装に込めた細かなこだわり、細部に宿る(かもしれない)神をご紹介します。

まずは、お部屋の冷蔵庫。
今回改装した部屋は4室。室内のレイアウトが2室づつ左右対称なので、冷蔵庫の扉を開けやすい方向も逆なのです。よって、右開きと左開きを2台づつ購入して設置しました。

続いては天井の照明です。
 
LED照明に交換しました。光量の調節はもちろん、白色と暖色も無段階で切り替えられるタイプなので、季節や時間によってお客様のお好みの「光」でお寛ぎいただけます。

次に襖の引手について・・・・
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こちら 👆 が完成形です。
3週間前まで、襖と押入れでした。正確に言うと、今でも押入れです。布団が入っています。
和室ツインへの変身にあたり、出来るだけ押入れ感が残らないように・・・
引き手を無くし、クロスを貼って襖感を削減。壁との一体化を図りました。
小さな変化ですが、雰囲気は大きく変わりました。

それ以外にも・・・・
壁に掛けてあった水彩画を、リーフパネルに変更。立体感のあるタイプを探しました。
お風呂へ行くのが楽しくなるスタイリッシュな「湯かご」をご用意しました。
ベッドサイドの窓は障子が2枚入っていたのですが、朝の眩しさと冷気を緩和するために半分を戸襖に変更しました。
まだまだ これからも・・・・
今回ご紹介した小さなこだわり。設計会社やデザイナーさんが入っての改装だと、ごくごく当たり前の話なんだと思います。ただ、今回は休暇村スタッフだけで取り組んだ改装でした。コンセプトの策定やそれに見合った備品の選定、スケジュールの管理や費用計算まで手探りの部分も多々。

実際にお客様が利用する時のことを想像しながらの改装ではありましたが、これからも小さなこだわりを大切に。お客様が「へぇ」と呟きたくなるホテルを目指します!

 

和室ツインのご予約はこちら

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「カラマツ新芽の細部」ここにも神が宿ってそう⁉
☆★☆★☆★☆彡
毎月10日、20日、30日にお届けしてきた「Road to 和室ツイン」。お部屋は完成しましたが、今月いっぱいお付き合いください。次回、感動のフィナーレ。・・・となるのか⁉

これまでの「Road to 和室ツイン」は👇からお楽しみください。

プロローグ

第1章 いざ高山

第2章 家具来たりなば

第3章 くう ねる すわる

第4章 妄想の結論

第5章 ラストスパート

第6章 決戦前日

「番外編」
WBC嬬恋ラウンド開幕⁈

第7章 まだまだまだまだ

第8章 窓いっぱいの・・・

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