Road to 和室ツイン
第3章 くう ねる すわる
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スタッフ名:小森克敬
休暇村嬬恋鹿沢にベッドのあるお部屋を増やしたい!
という思いからスタートした「Road to 和室ツイン」(和室ツインへの道)
これまでの経緯は「プロローグ~第2章」をご覧ください
プロローグ
第1章 いざ高山!
第2章 家具来たりなば
3月は一般的に年度末。様々な企業が繁忙期を迎えます。
ベッドや寝具・家具類を納品いただく各メーカーさんから「4月1日に間に合わせるためには、1月末までに発注を」と、やんわり釘を刺されておりまして。
1月後半は、悩んで相談・迷って決断の繰り返し。
見積書→発注書→発注請書の流れを経て、何とか1月末に間に合いました。
こだわったのは・・・
くう ねる すわる
まずは「ねる」
シモンズのマットレスと、西川の羽毛ふとんを導入します。
帝国ホテルやペニンシュラ東京、ウェスティンホテルなど、名だたるホテルに導入されているシモンズのマットレス。
『質の高い眠りと目覚めをお届けする、シモンズのベッド。秘密は、独自のテクノロジーで作り上げた「ポケットコイルマットレス」。ひとつひとつのコイルが独立した“点”となって睡眠中の身体をしっかり支え、正しい姿勢を保つから、翌朝の心地よさが違います』(シモンズのHPより)
今回、休暇村が導入するベッドにもシモンズ自慢の「ポケットコイルマットレス」が使用されています。「質の高い眠り」から生まれる「目覚め」。体験してみたいですよねぇ。
そして西川の羽毛ふとん。
今を遡ること457年、1566年に創業されたという歴史のある会社の布団です。1566年って室町時代かい!
『たっぷり空気を含み、眠る人を、ふんわり、心地よいぬくもりで包みます。その高い品質は、どんなに手間と時間がかかっても妥協しないものづくりから生まれます』(西川のHPより)
おひさまに包まれるような心地よい羽毛ふとん。大丈夫かなぁ。布団から出られなくなりそう。特に冬は危険です。むふふ。
※マットレス、羽毛布団ともに画像はイメージです。
次に「すわる」
座り心地はもちろん、デザインや質感、配備する部屋とのマッチング、アフターフォロー体制、担当者さんのレスポンスなどなどなど。見て触って聞いて感じて。飛騨高山にある柏木工の椅子に決めました。
お部屋での滞在中は、ベッドで寝ている時間を除くと、多くは椅子で過しますよね。つまり、椅子がお部屋の印象を決めるといっても過言ではない。・・・という覚悟で選んだ椅子であります。
各お部屋に配備するのは・・・・
20年以上前から販売されているCIVILシリーズ。
シンプルかつスタイリッシュ。いい意味で見た目を裏切る座り心地の良さ。ショールームであれこれ座ったなかで、ワタクシのお尻に一番しっくりきたのがこの椅子でした。本を読んだりテレビを見たり。無理なく長時間座っていられます。
そしてBOSS STYLEのイージーチェア。
胡坐をかく、脚を組む、横向きに座り背に肘を掛けるなど、座り方は自由自在。座面が広いので、お好みの姿勢で寛げます。体育すわりが出来る椅子。椅子なんだけど床っぽい⁈。高さ控えめなボディで配備する和室との相性も良し。
・
ホテルや旅館のお部屋には、同じタイプの椅子2脚を配備するのが一般的だと思います。当初はそのつもりでした。が、決めきれなかったんですよね。どちらの椅子にも惹かれる所があって。
ショールームからサンプルを送ってもらい、2脚同時に部屋に並べてみました。「あれっ⁈」悪くない。・・・というか良い感じ。室内で飼われている仲良しの犬と猫みたい(なんだそれ)
スリムで背が高いシビルは、ベッド脇の奥の方。イージーチェアは窓方向の視界を遮らないので部屋の中央寄りに。2脚の間には小さな丸いテーブルを置く予定です。 👆の椅子画像では座面の張地色が異なっていますが実際には2脚同色となります。
お部屋でのくつろぎ方は人それぞれ。そして時間や気分によっても変わってくる。背筋を伸ばして座りたい時もあれば、だらしなく座りたい時もあるでしょう。椅子の上で正座をしてもいいじゃないか。・・・出来るだけ色々なくつろぎ方が出来るように、個性の異なる椅子2脚をご用意した次第です。
そして「くう」
「くう」は2月20日にご紹介します。
いやいやいや、出し惜しみじゃないんです。今回の改装で最もこだわった箇所なので、ブログの文字数制限に引っかからないよう次回。くうっ!
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ち
な
み
に
「くう ねる すわる」は・・・・
1980年代にヒットした日産セフィーロのCM「くう ねる あそぶ」へのオマージュです。
高校生の頃に憧れていた糸井重里さんのコピーが印象的で、40年経った今でも「くうねるあそぶ」とか「みなさ~ん お元気ですか」を忘れられない。
という訳で、セフィーロを描いてみました。和室ツインとは全く関係ありません。こんなイラストをアップする暇とエネルギーと文字数の余裕があるなら「くう」を紹介しろというご指摘。ごもっともであります。
・・・・「くう」は「空」です。 では、2月20日に改めて。
日産セフィーロのCMはこちら
※ブログ「Road to 和室ツイン!」は毎月10日、20日、30日にお届けします。
※和室ツインは2023年4月よりご利用可能となる予定です。ご予約は既に承っています。
第4章 妄想の結論
第5章 ラストスパート
第6章 決戦前日
「番外編」
WBC嬬恋ラウンド開幕⁈
第7章 まだまだまだまだ
第8章 窓いっぱいの・・・
第9章 神は細部に宿る
エピローグ