脚休めにいかがですか?地蔵峠(群馬県側から)
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スタッフ名:奥村
脚休めにいかがですか?地蔵峠(群馬県側から)
メガネ橋こと碓井第三橋梁(往復100キロ)や国道最高地点の渋峠(往復50キロ)など少し長めのコースばかり走っていたので、今回は脚休めも兼ねて当館から車で10分(自転車で30~50分)のところにある湯ノ丸スキー場までの実走レビューをしたいと思います。
●峠スペック(当館をスタートとする片道)
距離 4.9キロ
平均勾配 9.1%
獲得標高 390メートル
難易度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
路面状況 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
●補給について
補給ポイントはありませんが距離も短いので、水筒だけでも十分登り切れます。
<実走レビューは↓>
スタート早々に現れる片側通行と勾配13%の登り、ここは一時停止箇所なので「勢いを殺さずそのまま、、、」とはいきませんが、スタート直後なのでペダルをガシガシ踏めば十分に勢いは付けられます。
スタートから1キロほど進むと「たまだれの滝駐車場」の看板が現れ、そこから約1.3キロのあいだに6つの工事や片側通行箇所がある区間に突入します(勝手に工事区間と呼んでいます)。
工事区間の勾配は7~13%と幅広で意外に体力を消費します。さらに20メートルほどの砂利道もあり個人的にかなり辛いポイントです。左手に紅葉館が見えると基本的な勾配は5%ほどに、一時的に10%を超えるところもあり、ダンシング(立ち漕ぎ)で乗り切りたいポイントです。再び6%前後の登りになりますが10%超えの登りのあとは感覚の麻痺なのかとても平坦に見えます。ただし見えるだけであって平坦ではありません。(泣)
「民宿と食事わたらせ」の看板を過ぎると峠らしいカーブ区間に入ります。右カーブは緩やかですが左カーブは勾配が上がるのでダンシングで乗り切りたいところです。
カーブ3つほど過ぎると300mほど平坦になります。スピードアップを狙うならここがオススメ!
道路の反対側には「湯の丸レンゲツツジ群落」が。駐車スペースに自転車を停め、気分転換に散策♪
カーブも残すところあと3つ!最後は気合と根性で駆け上がればゴールです。
<頂上の湯の丸スキー場>
スキー場なので自販機やレストハウスがあり水分補給や食事が可能です。ちなみに標高は1732メートルと前回登った渋峠より300メートルほど低いですが、気温は26°と涼しく非常に空も澄んでいてとても開放感にあふれていました。
★ポイント
距離は短く難易度も低め、特別大きな勾配変化があるわけではありませんが、こまめなシフトチェンジやポジションチェンジを心掛けることで精神、体力的な余裕が生まれます。さらに当館から湯の丸スキー場まではほぼ登りなのでリタイアしても下るだけ、「リタイアしたいけど下ったところでどうにもならないから登るしか、、、(泣)」なんてこともありません!!
●下りについて
風を切る下りでは涼しさをさらに感じることができ、とても気持ちいいです。ただしカーブが少ないのに対し停止箇所が多いので、こまめなブレーキングでスピードコントロールをしっかりしましょう。落車に注意しつつ疾走感と涼しさを味わってみませんか?
ちなみに群馬県内にはメロディーラインが10箇所あり、その内の1つが嬬恋村に!!
流れるメロディーは雪山賛歌♪♪ゆ~き~よ~、い~わ~よ~、われら~
残念ながら自転車では雪山賛歌は聞こえません、、、、
当館から車で10分と近く気軽に開放感や涼しさを堪能できるオススメスポットです。