秋を迎える嬬恋鹿沢
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スタッフ名:パク
皆さんこんにちは。
今日はホテル周辺を散策しながら、夏から秋へと移り変わる季節の様子を写真に収めてきました。
最近、この辺りでは日中こそまだ暑さを感じますが、朝晩は冷たい風が吹いて肌寒くなってきました。私自身も4月以来、久しぶりに暖房をつけるほどです。
最初に目に留まったのはツリバナ(吊花)です。葉の一部が赤く色づき始め、真っ赤に熟した実は殻が割れて中の種子が見え隠れしています。とても美味しそうに見えますが、毒を持つため食べてはいけません。
次に見られたのはコアジサイ。花が終わった後、黄葉し始めた葉とともに、実や小さな萼片が残っている様子が印象的でした。
また、ウルシの仲間の木々は、ほかの木々よりも一足早く紅葉や落葉が進んでおり、季節の移ろいをいち早く感じさせてくれます。
野草園ではススキとトリカブトが印象的でした。秋になるとどこでも見かけるススキは、この季節ならではの景色をつくり出します。一方、同じ野草園のあちらこちらに美しく咲いているトリカブトは、遅夏から秋にかけて見頃を迎えますが、強い毒を持つため触れないよう注意が必要です。
ホテル入口のすぐ横にはイタヤカエデがあり、部分的に色づいた葉と、翼のついた実が枝いっぱいに垂れ下がっている姿を見ることができました。
山麓に比べるとまだ日中の気温が高い時期ですが、ここではすでに秋の始まりをしっかりと感じられます。ぜひ一足早く、嬬恋鹿沢で秋の訪れを体感してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。