ハート型をした汽水湖「ゆかし潟」
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スタッフ名:中村
今回は、休暇村南紀勝浦から車で約20分のところにある「ゆかし潟」についてご紹介いたします。
ゆかし潟は、もともと入江だったところが海水面の変動と二河川による堆積作用によって作られた湖(潟湖:ラグーン)となっています。
こちらは満潮時には海水が入り込むため「汽水湖」となっています。
「ゆかし潟」という名前は新宮市の詩人・佐藤春夫が命名したもので、国道を挟んだ反対側に佐藤春夫の歌碑があります。
先述のとおり汽水湖となっているため様々な生き物を見ることができ、汽水域に生育する塩性湿地植物群落や、キス、ボラ、クロダイ(チヌ)、ハゼなどが生息しています。
ゆかし潟の周りを歩いて散策♪
国道沿いにある駐車場に車を停めて一周歩いてみたいと思います。
国道沿いの道は遊歩道として整備されているため車を気にすることなくゆったり歩くことが可能となっています。
遊歩道は湖に飛び出しているため下を覗くと湖の生き物を見ることができます。
よく見るとウニがいます!
海へとつながる水道とそこに架かる橋です。
ここにも大きな魚がいました。
ゆかし潟の周辺には「湯川温泉」があり、国道の対岸(西側)には「ゆりの山温泉」があります。
また、国道の対岸部分は熊野古道大辺路が通っており、湖の景色を見ながら自然の中を歩くことができます。
ゆかし潟は上空から見るとハートのような形をしており、ハートのくぼみの部分には「呼ばずの坂(鼻)」があります。
先端まで行ってみるとゆかし潟を一望できる絶景が広がっていました。
国道と合流する北東部には「きよもん湯」があります。
約1500年の歴史がある源泉かけ流しの温泉は最高です!
昼12時から夜の11時30分まで営業しており、料金も大人500円、子供300円のため、ゆかし潟観光のついでにピッタリだと思います!
また、きよもん湯の向かい側には「喫茶きよもん」があり、ここで食事をすることが可能となっています。
ゆかし潟を一周して疲れたので入ってみました!
店内からはゆかし潟を望むことができ絶景が広がっています!
私はチョコレートブラウニーのセットでアイスカフェオレにしました!
甘くておいしいチョコレートブラウニーで疲れが吹っ飛びました!
カフェを後にしてゆかし潟観光は以上となります。
一周約2.2キロで、歩くと約40分でした!
途中熊野古道の区間もあり散歩にちょうどいいと思うので、お時間ある方は是非一周散歩してみてはいかがでしょうか。