気軽に熊野古道さんぽ「小狗子峠」
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スタッフ名:小野澤
皆様こんにちは!
先日世界遺産熊野古道の1つ「小狗子峠(こくじとうげ)」を歩いてきたので本日はそちらを紹介させていただきます。前回歩いた「高野坂」のブログのリンクも載せておりますので、お時間のある方はぜひご覧ください。
熊野古道さんぽ「高野坂」
小狗子峠は那智勝浦町の東部、宇久井地区から狗子ノ川地区に位置する峠であり、おそらく休暇村から最も近い場所にある熊野古道です。
総距離も熊野古道の中では短めで気軽に楽しめる熊野古道ですので、休暇村宿泊中にもぜひ楽しんでいただきたいコースです。
行き方についてですが、休暇村から国道42号線に出て大阪方面に進むと、1分も経たないうちに勝浦ニュータウン入口が見えてくるのでそこを右折します。その後すぐ左手側に小狗子峠の入口があります。
小狗子峠入口を左折後奥まで進むと看板と共に駐車できるスペースがあるので、そこで車を停めて熊野古道さんぽスタートです。駐車スペースから伸びている熊野古道っぽいルートは2つあるのですが、片方は熊野古道ではないので、看板や道路の白線案内に沿ってお進みください。
こんなところに熊野古道が本当にあるのかと思いながら案内に従って進むと、、、
なんと急に熊野古道っぽいルートが出現しました!
いざ、熊野古道さんぽ
小狗子峠の看板と押印所を通り過ぎ、いざスタートです。前回の高野坂では最初は舗装された道で歩きやすかったのに対して、今回の小狗子峠は最初から苔岩の階段が続く熊野古道らしい獣道が続きます。しかし道はなだらかで急な階段や坂があるわけでもないので、歩きやすくどんどん進めます。
数分も歩くと、小狗子峠の1番の見どころである竹林エリアに入ります。古道の左右から無数に伸びる竹林は圧巻で見入ってしまうことでしょう。
ちなみにコース上にも小さな竹(竹の子?)が育っていました。
5分~10分くらい歩いたところで下り坂に入ります。ここまでくれば残り半分ほどです。
坂を下っていくと途中道路に出ます。右にも左にも行けるので道が少しわかりにくいですが、道路を突っ切って奥の獣道を引き続き降りていくのが小狗子峠の散歩ルートです。
道路を突っ切った後獣道を降りていくと国道42号線と青く澄んだ太平洋が見えてきて、いよいよゴールです。ちなみに降りてきた坂道は写真のようになっています。ゴールに設置されている案内板を見てみると小狗子峠ともう1つ大狗子峠の文字が、、、
これで小狗子峠の熊野古道さんぽは終了です。かかった時間は片道約15分でした。お車で来られた方は駐車場まで戻らないといけないので、気をつけて帰りましょう。ちなみに私は同じ道を帰るのがしんどかったので、国道からぐるっとまわって駐車場に無事たどり着けました。
今回は世界遺産熊野古道の1つ「小狗子峠」についてご紹介させていただきました。
少し涼しくなってきて歩きやすい気温になりましたので、休暇村付近へお越しの際はぜひ訪れてみてください。
小狗子峠 |
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町宇久井1730-319 |
駐車場 |
駐車スペースあり |
所要時間 |
往復30~40分程度 |