日本で唯一の飛び地の村 「北山村」
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スタッフ名:中村
今回は、休暇村南紀勝浦から車で約1時間の所にある「北山村」についてご紹介いたします。
北山村は、紀伊半島の中央に位置している小さな村で、和歌山県に属していながら隣接する町や村はすべて奈良県や三重県となっている、日本で唯一の飛び地の村という特徴を持っています。
林業が盛んであったこの村では、伐採された木材を北山川を利用して筏によって新宮に運ばれていたため、昔から新宮との結びつきが強く、廃藩置県によって新宮が和歌山県に編入された際、この地域も同じ和歌山県にという村民の意見により、このような特徴になったと言われています。
村の中心部には、「道の駅 おくとろ」があり、周辺には温泉やレストラン、村の名産品「じゃばら」を販売する売店、キャンプ場などが併設されています。
また、村の伝統文化である「筏」を後世に伝えるべく、「観光筏下り」も行われており、筏に乗って川下りを楽しむこともできます。
また、道の駅から徒歩数分の所にある上瀞橋からは、北山村の雄大な自然と北山川の絶景を楽しむことができ、ゆらゆら揺れる吊り橋のドキドキとともに非日常な体験をすることが出来ます。
日本で唯一の飛び地の村という特徴を持つ、雄大な自然に囲まれた場所「北山村」に皆さまも是非一度訪れてみて下さい。