その鳥居は・・・。
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スタッフ名:中川
今回は、ご当地ならではの、素材を使った鳥居のご案内です。
その鳥居があるのは、和歌山県太地町にある恵比須神社。
通常、神社にある鳥居の材料は、木材や石を使うのが、一般的ですが、こちらの神社は、太地町らしくるクジラ骨の鳥居なのです。
以前の鳥居が老朽化していたためで、新しくなりました。
クジラ骨の鳥居は、江戸時代の浮世草子「日本永代蔵」(井原西鶴作)に「泰地という里」の「鯨恵比須の宮」には高さが三丈(約9メートル)もあるクジラの胴骨でできた鳥居があると書かれていることに発想を得て、太地魚商組合が1985年、クジラのあご骨で鳥居を造ったのが始まりで、96年に老朽化に伴って建て替えており、今回で実は3代目!
高さは約3メートルで、町立くじらの博物館が所蔵していたイワシクジラのあご骨を繊維強化プラスチック(FRP)で覆い、特殊な塗料を塗るなどして造られいます♪
私も、その鳥居を見た瞬間、その偉大さに驚きを隠せませんでした。
皆様も是非、行かれて見てはいかがでしょうか?