休暇村の遊歩道「外の取海岸」へお散歩♪
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スタッフ名:中村
今回は休暇村南紀勝浦から伸びる遊歩道を通って外の取海岸へ行った時の様子をご紹介いたします。
外の取海岸へは、当館を出て右側に進むと行くことができます。
案内が出ているのでそれを目印に、受水槽の横を通っていきます。
するとすぐに分岐が見えてきて、左へ進むと上地の浜へ、右へ進むと外の取海岸へ行くことができます。
鳥のさえずりや虫の音を聞きながら歩いていきます。
少し進むと階段が見えてきて、一気に下りていきます。
当館は高台に位置しているため、海岸まで約50メートルの高低差があります。
宇久井半島は、「吉野熊野国立公園」に指定されているため自然が保護されており、豊かな自然環境を味わいながら散策することができます。
ただ、その分虫も多いので必要に応じて虫よけの対策をしてから行くことをおすすめします。(私は蚊に嚙まれました)
波の音が聞こえるとともに、奥が開けてきました。
当館を出発して約10分で外の取海岸に到着です!
海岸に下りる最後の階段が横から草が伸びているうえに少し急だったので注意が必要です。
ここはごつごつとした岩場の海岸のようです。
岩の隙間にカニを発見しました!
動く岩もあるので足元に注意しながら少し外海の方へ進んでみます。
手前に草が生い茂っているので奥の様子を確認できませんが、海蝕洞らしきものも見られました。
自然の崖下は落石の危険があるため近づくのはやめておきました。
海岸の岩をよく見ると穴が開いているところがありました。
波の浸食によるミニ海蝕洞的なものでしょうか。
そして、この外の取海岸では、地下深くから上がってきたマグマが、地中で冷え固まってできた「柱状節理」を見ることができます。
これは、マグマが冷え固まって岩石になるときに縮むため節理と呼ばれる割れ目ができ、その縮む力がどの方向にも等しく働くため六角柱を束ねたような形となります。
よく見るとたくさんそれらしきものがあります。
外の取を後にして、来た道を戻っていきます。
帰りは約50メートルを登る必要があるためなかなかのキツさがありました。
受水槽が見えてきて、外の取海岸の散策は以上となります。
そして、時間と体力に余裕がある方はここから初めの分岐を曲がって上地の浜へ行くのもおすすめです。
後日、上地の浜へ行った時の様子もご紹介いたします。
高低差はあるものの、当館から近く気軽に行ける場所なので、ぜひお散歩してみてはいかがでしょうか。
宇久井半島散策のウォーキングマップはこちら