弘法大師に高野山を授けた女神の社~丹生都比売神社~
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スタッフ名:寺田
和歌山県の中でも有数の観光地『高野山』
行かれる方も多いかと思います。
高野山を開祖した弘法大使に、高野山を授けた女神様がいるのはご存知でしょうか?
本日は高野山と縁の深い「丹生都比売神社」をご紹介いたします。
丹生都比売神社~にうつひめじんじゃ~
和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野の山の中にあり、1700年以上前に創建されました。
丹生都比売神社には、丹色(赤色)をまとう女神がいます。
女神の名前は「丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)」
丹生都比売大神あらゆる災厄を祓う女神です。
丹とは、辰砂(朱砂)の鉱石より採取される赤い顔料をあらわします。古来より丹には魔を退ける力があるとされ、貴ばれてきました。そのためか、鳥居や本殿などは赤く塗られています。
また他にも3人の神がいます。「高野御子大神(たかのみこのおおかみ)」「大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)」「市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)」
合計4人の神を総じて丹生都比売神社では「四社明神」と呼んでいるそうです。
高野山と丹生都比売神社の関係は、真言密教の地を探し求める弘法大師の前に、丹生都比売大神の御子神である高野御子大神が、白と黒の犬を連れた狩人に化身して現れました。このご神犬に導かれ、弘法大師は天野の地で、丹生都比売大神より高野山を授けられたと言われいます。
高野山の参詣では、はじめに当社を参拝するのが、弘法大師以来のしきたりとされます。
本殿へ行く前に大きな立派な丹の橋があります。
この橋は 禊ぎ祓いの橋 禊橋 です。
禊橋は、渡ることで心身の罪けがれを清める祓いの橋であり、
同時に御祭神の鎮まる神域の中枢と外界を隔てる境界でもあります。
去年、新たな橋へ生まれ変わり、祓いの力も込められています。
禊橋を渡る参拝者は、その力によって知らず知らずのうちに罪けがれを祓われ、清浄な心身となり神前に進むことができます。
あらゆる災厄を祓い幸福・成功へ導く丹生都比売神社へ是非行ってみてはいかがでしょうか?
丹生都比売神社ホームページ
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