我が家の秋の風物詩 干し柿
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スタッフ名:関谷
下田でも柿やミカンを植えている家が多く、この時期に咲くキンモクセイの香りとともにオレンジ色が目立つ時期になりました。
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざもあるほど、柿はスーパーフードともよばれる栄養価の高いフルーツです。(諸説あり)
その柿を使った日本の秋の風物詩ともいえる干し柿。我が家では干し柿大好き!という人が誰もいなかったのですが、作り始めると楽しくなり、秋の恒例行事となりました。しかも、最近では渋柿をわざわざ買って作るまでに。
そんな中、今回、ご近所さんから「渋柿自由に採っていいよ~」というありがたい声をかけていただいたので、早速収穫に行きました。そんなわけで今回は我が家の干し柿作りをご紹介します。
秋晴れの良い天気。干し柿作りに最適な日ですね。たわわに実った柿を高枝切りばさみで採っていきます。
※干し柿は平安時代から祭礼用の菓子として作られていた、昔の人の知恵が詰まったドライフルーツだそうです。
大量の蚊と闘いながらも、途中から楽しくなってきて、遠慮せずにたくさん採ってしまいました。(すみません)
結局この箱で2箱分ほど。。。100個ぐらい?それ以上??
早速、干し柿の準備です。
まずは枝を切って、枝と柄のT字型を作ります。
※このT字型の部分を鐘突きの道具に喩えて「撞木」(しゅもく)と呼ぶそうです。
そのあと、余計なヘタのペラペラした部分を手でとります。
※柿のヘタは柿蒂(してい)と呼ばれ、生薬(漢方薬の原料)としてしゃっくり止めの薬になるそうです。
そして皮をむきます。
※柿の皮は実よりも栄養があるそうで、乾燥させたりして、食べるレシピがネット上でいろいろ紹介されています。
最後に撞木にひもを結んで吊るせるようにした後、殺菌と虫よけ?に熱湯にさっとくぐらせます。
以前購入していた分も合わせて、本日干した柿はなんと130個。しかもまだ先ほど収穫した1箱分が残っています。
洗濯ハンガーに吊るして、軒下で乾燥させます。1週間後くらいから、毎日揉んで、約1~2週間で出来上がりです。
途中、揉みながらつい味見で食べてしまったりして、減っていくんですよね。これからが楽しみです!