夕暮れ時が素敵な散歩道
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スタッフ名:トウイ
米国総領事として下田に来航(らいこう)した「タウンゼント・ハリス」が散歩道としたことから名付けられた遊歩道。 福浦地区(ふくうらちく)へと抜けるため、「福浦遊歩道」とも言われる約700m続く石畳のその道が、『ハリスの小径』(はりすのこみち)です。
「ペリーロード」や「ハリスの足湯」など、下田の街には、ペリーやハリスの名を冠した施設や場所がいくつかあり、この「ハリスの小径」もまたその中のひとつとなっています。 また、途中山側には洞窟もあり、戦時中に日本の特殊兵器・カミカゼ特務船 震洋を格納していたということです。
さらに 残されている歴史の遺物がたくさんあります。例えば 「悠久の平和」石碑や 石炭積み出し桟橋跡や有翼特殊潜航艇などです。
ハリスの小径は 風光明媚な一本道でありながら、幕末から昭和にかけての激動の日本をつなぐ道となっています。
また下田港に並ぶ船が真っ赤に染まる夕暮時の眺めの美しさは格別です。
皆様下田にお越しの際にはぜひ行ってみて下さい。