ジオ菓子シリーズ「下田市弁天島・斜交層理」
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スタッフ名:井上
ジオ菓子シリーズ第4弾
今回は下田市柿崎にある弁天島の「斜交層理」をモデルにしたお菓子
「斜交層理パイ」です。
弁天島は1月の水仙まつりで有名な須崎半島にあり、柿崎の信号を爪木崎方面へまがってすぐのところです。
近くのまどが浜海浜公園からも確認できます。
弁天島は、幕末の思想家として有名な吉田松陰が黒船での渡航を企て身を隠し、夜になると小舟を漕ぎ出したと伝えられている場所です。近くには日本最初の米国総領事館である玉泉寺もあります。
海の底に積もった砂や火山灰などの堆積物が水流の影響を受け、美しい層を作り上げました。
この層を観察することにより、何百万年も昔の水流向を知ることができます。
まだコンクリートのなかった江戸時代、美しい石材として人気があったそうです。
伊豆半島はかつて海の底にあったのですね。
斜交層理パイは紅茶の風味が立つサクサクの焼き菓子です。
下田産の紅茶を使用した地産地消の逸品です。
ジオ菓子シリーズはまだまだ種類があり、南伊豆の道の駅湯の花や、石廊崎オーシャンパークの売店「NÒTIA(ノーティア)」などで販売しています。
みなさんもジオ菓子旅をお楽しみください。